2026年4月19日日曜日

針と剣 縫箔屋事件帖④ 風を織る

針と剣 縫箔屋事件帖④ 風を織る あさのあつこ

 ちえと一は、父の仕事・花車と火車の着物を、大店の出雲屋の別邸へ届けに行く。道場で五人に襲われ腹を立てながら先代の内儀に会う。ツタは、昔、一の実家・吉澤家に長刀を教えに行っていた。ツタは、十年前に亡くなった娘・美鈴を助けて欲しいと頼む。

 出雲屋の番頭が殺される。
 仙五朗親分は、二十年前に 先代が、囲っていた女に殺され、女は首を吊って自死した事件の時から気にかけていたと言う。女は自死ではないと思うが、お上は自死で終わらせた。十日前、仙五朗は、出雲屋は血にまみれるという文を貰っていた。

 榊道場を辞めた鞍山が、行方不明だと言いにきた伊上源之亟が、仙五朗に連れて行かれ、殺されて見付かった男を鞍山だと確かめた。

 鞍山は番頭を殺していた。そして殺された。殺したのは出雲屋の大番頭・重吉。仙五朗は、二十年前の主人殺しも重吉だと言った。

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