まんまことシリーズ ああうれしい 畠中恵
ふじのはな 高利貸の婚礼話
おとうと 町名主見習の義弟を手伝う麻之助。猫探し
ああうれしい ああ嬉しいと思わせてほしい それ名主の仕事?
縁談いろいろ 縁談の相手探しを次々頼まれる麻之助。妙案を見つける。
むねのうち 与力の屋敷の台所で高価なかんざしが消えた。盗人はどこに
だいじなこと 友人の屋敷で倒れた麻之助は何かを忘れた。
まんまことシリーズ ああうれしい 畠中恵
ふじのはな 高利貸の婚礼話
おとうと 町名主見習の義弟を手伝う麻之助。猫探し
ああうれしい ああ嬉しいと思わせてほしい それ名主の仕事?
縁談いろいろ 縁談の相手探しを次々頼まれる麻之助。妙案を見つける。
むねのうち 与力の屋敷の台所で高価なかんざしが消えた。盗人はどこに
だいじなこと 友人の屋敷で倒れた麻之助は何かを忘れた。
しゃばけシリーズ なぞとき 畠中恵
何故佐助が怪我をしたか。長崎屋の手代と坂下屋の娘が恋仲になった。坂下屋の店が左前になり娘を金持ちのところに奉公に出し得た金で店を立て直そうとした。娘が長崎屋に逃げたので追ってきた父親が、桶を投げた。桶が小鬼に当たり元興寺に噛みつき、がごぜの爪で佐助が引っかかれた。手代は娘と江戸を離れた。
何故 料理屋の娘・照の縁談が潰れたか。照の次兄が千住の宿屋へ養子に行く事になった。次兄が、実家から遠い、知ったものが居ないと愚痴を言う。照は次兄の頬を殴り、女はみんなそうだ。でも誰も何も言わない、と言った。照の縁談相手の母親が、男の頬を殴るような娘を嫁に出来ないと考えたようだ。内々のことを何故知ったのか。照の友達から伝わったようだ。また、相手は何回も縁談を断っていた。
通町に賊が入ったどうやって入ったか。黒と白の二匹の犬が離れに来た。鍵が大好きな犬で、鳴家がおもちゃにしている長崎屋の古い鍵にご執心。黒い犬が長崎屋に留まった。白い犬、犬の飼い主を探す。通町の大きな油問屋の犬だった。犬の世話をしている竹藏が鍵を持ってくるように躾けしていた。一太郎行った時、竹藏たちは逃げていた。
一太郎の枕辺に女が現れる。仁吉の結界を破れるのは何故。天ぷらが歩き出す。寛朝もやってくる。武家の間で流行っている夢見に付いて相談に来た。武勲が書く本から悪夢がでてきていることが分った。寛朝が払う。
しゃばけいシリーズ22 いつまで 畠中恵
若旦那・一太郎は、長崎屋のために、薬升を作った。
おやごころ 畠中恵
たのまれごと 吉五郎に頼まれる。旗本の主が、嫡男の悪行のため家が滅ぶと愚痴る。嫡男の悪行を調べることになる。嫡男に悪行は無かった。金持ちの娘が次男と一緒に成りたがった。貧乏旗本は、嫡男を追い出し次男に後を継がせたかった。嫡男は家を出て書き役の株を買い書き役になった。
よめごりょう 麻之助の妻・和歌と結婚するはずだったと息巻く男・太助が現れた。麻之助が調べると、太助が結婚を申し込んだ琴が、結婚する前に三行半を頂戴と言った。太助が断ると琴は結婚を断った。結婚前に三行半を書いた男がいた。和歌に麻之助が書いた。和歌が安に見せた。安が琴に話した。太助は、麻之助を恨んだ。
麻之助走る 和歌が解任した。麻之助は、前妻と子を、お産の時に亡くしていた。じっとしていられなくて走り廻っていた。神田祭りを派手にしようと用意している人を見付けてしまった。樽屋に伝えた。
終わったこと 与力の娘・美衣につきまとっている男がいる。麻之助は男の正体を突き詰めてほしいと言われた。麻之助は、武家屋敷に入る泥棒を美衣がみたのではないかと思った。美衣には麻之助がいつも付いていた。みつからないため美衣を一人にし罠を張った。男は現れた腰紋入の煙草入れを引っかけていた。遠くからでも紋が見えた。
忍びの副業上下 畠中恵
佐倉聖の事件簿 アコギなのかリッパなのか 畠中恵
しゃばけシリーズ こいごころ 畠中恵
おくりもの 料理屋の三野屋が、はしかの子供が遊びに行き伊和屋の子供、主人の妹・沙江にもはしかを移してしまった。伊和屋にお詫びの品を贈りたいが何をすればいいか判らない。相談された長崎屋の若旦那・一太郎は、伊和屋を調べに行く。内向きのことを知ってしまった一太郎は、沙江の縁談をまとめ、主人の縁談をまとめるのがいいことに気付く。
こいごころ 熱を出し寝込んでいる一太郎の夢の中へ、狐仙と呼ばれる妖狐・老々丸が現れ、立派な妖狐になると思われていた笹丸の妖の力が尽きかけている笹丸を、おぎん様に頼んで茶枳尼天様の庭に入れてもらえないかと言ってきた。広徳寺の寛朝の所へ連れて行く。金印を飲み込んだ狸を盗んだ者を見つけ出し狸を探す。祝いの席で笹丸を消えた。妖の力が失せた時、命が無くなる。老々丸は命の無くなる笹丸のために、以前に声を掛けられ親切にしてもらった一太郎に恋心を持った笹丸のために、最期に一太郎に合わせるために江戸に来たのだった。
せいぞろい 長崎屋の主人が、一太郎のために誕生祝いをした。店の奉公人の夕餉に祝い物をつけお酒が一本付いた。離れの妖もする。食べ物を調達に行く妖がそれぞれの所で集まる妖を増やしてくる。河童、猫又、王子の狐、天狗。人数が多くなり過ぎて広徳寺ですることになった。賊が押し入り奪った金を奪われ、探し回っていると日限の親分が知らせに来た。日限の親分も参加する。三百両しか入ってなかった千両箱に、賊たちは大事な物を入れたのだろう。盗まれた千両箱を取り返しにきた賊を、佐助と二吉でが捕まえ、千両箱を盗んだのは賊の船頭だろうと教え日限の親分を奉行所へ追いやった。
遠方より来たる 一太郎の掛かり付けの医者・源信が、引退する。誰が長崎屋出入りの医者になるか住民は見ていた。源信の弟子は、甥の黄源と信青がいたが、黄源は源信が品川に連れて行くことになり、信青は大阪の医師に預けられることになった。新しい医者は火幻と名乗る鳥辺野から来た妖の化前坊だった。僧装だった火幻に医者の着物と源信が住んでいた家を渡した。
妖百物語 火幻が長崎屋出入りの医者に決まった。廻りの商家の主から顔合わせに、百物語の会に誘われた。火幻と一太郎と金次と屏風のぞきも誘われた。九十九で終わらせる話しを百までして妖を呼ぶという。四人は困った。出てきた妖が、親しげに四人に話しかけてきても困るし、自分たちの手に負えない妖が出てきても困る。途中で一太郎の具合が悪くなり四人で帰るという計画で会場へ行く。会場へ行くと商家の主たちを目の敵にする商家の次男三男が、山伏を集めていた。不穏の気配に一太郎が途中退場しようとすると、帰りの扉は反対側から閂が掛かっていた。扉の向こう側では若者たちの悲鳴が聞こえる。山伏は逃げ、怪異が若者たちを引きずっている。一太郎は寛朝のお札を持たせて小鬼たちを投げる。怪異にぶつかった小鬼は怪異にお札を張る。怪異は消えた。その後、百物語は禁止になった。一太郎は熱を出して寝込んだ。若者たちは怖がって出てこなくなった。
御坊日々 畠中恵
もういちど 畠中恵
まんまことシリーズ⑧ いわいごと 畠中恵
こたえなし 富くじで得た十五両の使い途を巡り三人の男たちが揉めている。一膳飯屋で働いている五郎太はみつと一緒になって屋台店をすることになった。小間物の行商をしていた六蔵は白粉屋の娘と縁組が決まった。七助は自分の五両と五郎太と六蔵から三両借りいちの借金を返済して一緒になることになった。
吉五郎の縁談 北山与力の娘・紀乃との縁談が決まった同心見習い・相馬吉五郎の御用箱から血塗れの刃物が出て来た。吉五郎の縁談は破断になった。刃物は紀乃に縁談を申し込んでいる旗本・川端が奉行所の中間に金をわたし入れさせたものだった。川端は若隠居になり弟が跡目を継いだ。
八丁堀の引越し 同心から吟味方与力へと出世した相馬家。大倉屋の質問は何故、元吟味方与力は辞めさせられたかだった。赤羽屋から賄賂をもらったことが理由だったが、調べた結果、賄賂を贈ったのは奈加川屋だということが判った。奈加川屋は中追放になり赤羽屋はこっそり返された。
えんむすび 雪との縁談を白紙にした町年寄・樽屋は麻之助に縁談を持って来た。届いた三つの縁談はどれも怪しげな事情を抱えていた。一人は武家奉公希望で相馬家が決めた。一人は好いた相手と一緒になれるよう清十郎が世話をした。一人は大名の側室の話をことわるために商家との縁談を大倉屋がまとめた。西森金吾が和歌に麻之助さんに嫁いではどうかという話が纏まった。
いわいごと ついに祝言を迎える麻之助に元縁談相手・雪が相談にきた。雪も縁談がまとまった。雪の持参金の土地の沽券状が無くなったので見つけて欲しいとのことだった。麻之助は雪の縁談相手夏月屋に行き話を聞き、沽券を持ち出した者、箪笥に隠した者が要ることがわかった。麻之助はすべて話沽券状を見つけて雪は式を挙げた。
麻之助と和歌も式を挙げた。
いちねんかん 畠中恵
長崎屋の主・籐兵衛と女将・たえはおきの・たえの母ぎんの招待で別府温泉に行く。
若旦那・一太郎が、色々小袋に入れ取り合わせた藥袋を売り出したらどうかという案を出した。大番頭の忠七が大乗きで話を進めた。町名主の手代に五十両を持ち逃げされた。手代の行き先は突き止められるが、若旦那は表沙汰になると余所に迷惑が掛かることになるので、持ち逃げされたことは終わりとする。藥袋は作るつもりだ。
京の十丿川屋の番頭が、紅餅の買い付けに来た。貧乏神・銀次が番頭は偽物だと見抜く。番頭は偽の送り状で着いたばかりの紅餅を余所に送ってしまう。長崎屋の者が荷を追うが、荷は長崎屋の手を離れていた。若旦那は紅餅をあきらめ、偽番頭の手に渡るのを防ぐため川に荷を沈めろと背中を押した。
西から江戸へ疫病が入ってきた。長崎屋には「香蘇散」という疫病に効く藥がある。長崎屋に疫鬼達が来た。疫病神が来た。疫鬼は自分たちが疫病を流行らせたと言う。疫病神は自分が運んできたと言う。若旦那を殺した方が正しいということでやり合う。鳴家たちは大国主命に助けを求める。大国主のところに来ていた大禍津日神様が長崎屋にやってきて疫鬼と疫病神を連れて行った。大禍津日神様こそ日の本全ての災いを統べる方だと言う。
大阪の薬種の大店・椿紀家から親交を深めたいと申し出があった。本店椿紀家の娘婿を選んで欲しいと言われる。椿紀家の若旦那は疫病で亡くなった。次に罹った娘は、長崎屋の藥を飲んで助かったのだった。候補は大阪両替椿紀家の次男、京紅椿紀家の次男、京の薬種椿紀家の四男だった。若旦那は江戸両替商椿紀家で、一緒に住み、選んだのは京の紅椿紀家の三男・昌三だった。昌三は江戸椿紀家で奉公していた。
もうすぐ二人が帰ってくると頼りがあった頃、長崎屋に押し込みが入る。佐助と二吉が離れに閉じこめられた押し込みの上に天井板を落として捕まえた。
二人は帰って来た。