2026年2月16日月曜日

播磨ため池めぐり

播磨ため池めぐり バンカル
  2008 夏号 

2026年2月14日土曜日

風烈廻り与力・青柳剣一郎 兄思い

 風烈廻り与力・青柳剣一郎 兄思い 小杉健治

 深川万年橋の下で料理屋女中・仲の亡骸が見付かった。咽を斬られた姿に、将来を誓い合った行商人の政次は、慟哭する。が、小間物商いの仲間の死を知ったとたん、政次は仲を殺したと自供する。
 植村京之進は不審を覚え青柳に相談する。吟味方与力・橋尾左門から調べを頼まれた剣一郎は、政次の過去を調べる。
 意のままにならない女中を、斬ったのは旗本の三男だった。大身旗本への養子が決まっていたため、商家の主が、三男のために、遺体を運び、恋人だった政次に、自分が殺したと自訴するよう脅迫した。妹を殺すと脅迫し、見せしめに政次の友人をころしたのだった。
 妹を守るという青柳の言葉で、真相を話した政次。大身旗本への養子は亡くなったという話を聞き全てを話した商家の主。

2026年2月12日木曜日

風の市兵衛 〈弐〉 みこころ㉟

 風の市兵衛 〈弐〉 みこころ㉟ 辻堂魁 

 江戸のかくれ切支丹をほのめかす手紙を残し陰陽師うしな秋蔵が殺された。京からきた陰陽師三人は、秋蔵はかくれ切支丹に殺されたと考え、復讐心で探し回る。
 岡場所で下女奉公するみつぐは、折檻されていたところを呉服太物所の女将・婉に救われる。偶然にも婉の秘密を知ったみつぐは、病気の時、助けて貰った市兵衛を頼る。
 
 呉服太物所あら木伊兵衛の店、寮は江戸を引き払う用意をしていた。下目黒村のあら木屋の寮に賊が押込んだ。女将と女中がいたが、用のため訪れていた市兵衛が、賊を倒した。押し込み強盗の訴えを陣屋に報告し手代は調べた。
 奉行所の同心が、調べようとしたが、あら木屋は、店も売り江戸を離れていた。

2026年2月10日火曜日

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 山本巧次
  その蔵はなぜ狙われる

 亀戸村の札差の寮の新しく出来た巨大な蔵に三人組の侵入者があった。次の日、竪川に遺棄された刺殺遺体が発見される。馬喰町の源七親分に相談されたおゆう親分こと関口優佳は、科学分析ラボの宇田川の協力で二つの事件に関連があることを突き止める。
 何故、賊は、空っぽの蔵に忍び込んだか。殺されたのは誰か。

 隣の札差・播磨屋の寮に引退した松平定信がお忍びでくる。生田屋の蔵から火矢を放たれることを、宇田川・千住の先生と優佳は阻止する。
 白河と桑名と忍の領地替えにより、家族を失った者の意趣返しだった。
 事件により、播磨屋の納屋の地下の隠し金が見付かる。

 生田屋の蔵は、播磨屋で火事になっても蔵で延焼を食い止めるための物だった。
蔵を建てた左官は何も知らなかったが、これだけの物を建てたという自負があった。
九十九年後、九月三日、先祖が建てた蔵に集まった左官家族が、先祖の仕事を誇らしげに礼を言った。

 宇田川は、同心の鵜飼伝三郎が、江戸時代の人間ではないと読、何時の時代の人か研究している。鵜飼は昭和二十年の人。宇田川は、五・一五事件を知り、ケネディ暗殺を知らないと考えた。
 鵜飼は、おゆうと宇田川が、時代を行き来していることを感じている。何をするためにそうしているのか考えあぐねている。
 

2026年2月8日日曜日

菌ちゃん農法 

菌ちゃん農法  吉田俊道

現代農業10 ここまでわかった共生菌の力 
  2024

農家が教える耕さない農業

農家が教える自然農法 
  肥料や農薬、耕運をやめたらどうなるか。

農家が教える緑肥で土を育てる
  地力をアップ肥料代減らし病害虫減らし

2025年11月18日火曜日

新・問答無用 遺言書

新・問答無用 遺言書 稲葉稔 

 父・与兵衛の死により浅草の油屋を継いだ山形屋伊兵衛。遺された帳面の整理中、遺言書と書かれた書付けを見つけた。そこには、符丁のような文字や、絵と共に伊兵衛の知らない数千両もの金高が記されていた。亡き父の不正を疑った伊兵衛は町名主に相談を持ち込んだ。
 宗十郎に捜索が依頼される。
 以前、江戸で一緒に仕事をしていた吉蔵に出会う。
 名前はあるが、店は無いという店もある書付けを持って尋ねる。金の困った時は、書付けを持って行けとされている、由蔵を探す。早いうちに三人組に襲われる。四人組も由蔵を探していた。宗十郎の妻と永吉をしっていた。吉蔵に頼み、二人を別のところに移す。
 きぬが捕まり永吉に場所を教えられた宗十郎が、きぬを助け、侍一人を捕まえるが、舌を噛み切り死す。
 由蔵を見つけた。由蔵から話を聞くが、二人に押し入られ殺される。通りで宗十郎を倒そうとしたことで、一人は捕まる。一人は逃げた。
 篠山藩青山家の用人津々井は、成田屋に御用金調達を申し出た。断っていたが、番頭へ謝礼をし御用金を調達した。津々井は一部を抜いて藩に納めた。抜いた金を由蔵に守らせた。由蔵を那須屋と名乗らせ、他の店にも誘いをかけた。与兵衛にも声が掛かった。与兵衛は、由蔵の帳面を盗み見し遺した。由蔵の管理する金が多くなった。二千両を持ち逃げした後、宗十郎が調べることになった。三人は、由蔵を探し出すために用人に雇われていた。逃げた一人は、青山藩の目付に見付かった。

2025年11月16日日曜日

新・問答無用〈二〉 難局打破

新・問答無用〈二〉 難局打破 稲葉稔 

 江戸の町人たちの様々な諍いを治める町年寄の下で働くことになった柏木宗十郎が、内済に乗り出したのは、大八車から転がり落ちた酒樽で、足の指を潰大怪我を負ったお路に、償い金を払わせることだった。荷主と車宿が、出し合う比率で揉めていた。
 お路は藤沢の者だった。一年近く経ち、許嫁の貞助が江戸に来、宗十郎が中に入り、一旦車宿が全額・十五両を払い、貞助が受け取った。大八車を引いていた車力が殺され、貞助が疑われ足止めされる。貞助は、お路に金を送り、車宿の詫び状を送る。親には、宿役人の証明をもらって欲しい手紙を送った。
 
 貞助が犯人ではないと言っても聞き届けない同心に、宗十郎は、真犯人を見つけることにする。殺された佐平と最後に見られた半七を探す。半七の恋相手の花も殺された。二人の関連で侍も見付かった。半七も殺されていた。半七は押し込みを計画し、佐平を誘った。佐平は断り殺された。半七は、用心棒を誘った。用心棒は、最後には、雇い主を裏切らなかった。半七も殺された。計画を知っている花も殺された。用心棒は、宗十郎を狙った。そして捕まった。

 貞助の親とお路が江戸に着き、貞助が、藤沢にいたことが証明され、解き放たれた。