料理人季蔵捕物控㊿ 日丿本一のおせち 和田はつ子
①新生姜をキレイに洗う。②15%の塩で揉み重しをする。目安は4日、しんなりさせる。
③水気をふき取り、日干しをする。洗わない。④酒粕は生姜と同量、砂糖は20%を混ぜる。 ⑤酒粕と新生姜を交互に重ねる。蓋をして半年以上漬け込む。
塩梅屋は、ごま油と海苔の寄付を受ける。ごま油は、葱の煎餅風焼き飯とひじきと納豆の焼き飯になった。
海苔は、昼賄いは、親子そぼろ、風味おかか、佃煮昆布たまご、ごぼう鯖、しわす鮭、梅しらす等を入れた四角いおにぎりになった。夜のご馳走は、鰻の蒲焼、大海老天、揚げ鶏、照焼き鰤、塩梅屋風薬食い・牛肉の甘辛煮が入った四角いおにぎりになった。
豪助としんの店「味楽屋」庭で女の遺体が見付かった。松次は銀の簪を拾う。烏谷奉行は早々に遺体を持って行く。女の身元はなかなか判らない。ごま油の寄付をした富山屋の養女であり現在は老中・酒井の町屋に住む側室・華香とされた。
海苔を寄付した品川屋の主人と大番頭が殺される。犯人と思われる男が自死に見えるように殺され、華香を殺した犯人もこの男と思われた。
味楽屋に客が来ない。味楽屋の後ろ盾・大阪の大商人鞍馬屋が、上方商人を集め江戸への旅を計画する。味楽屋に泊まり、日ノ本一のおせちを注文する。季蔵と、「四方八方料理大全」を守る、矢萩藩藩主・貴栄が考える。貴栄の命も狙われる。貴栄は、酒井の下に行く前の華香を想っていた。
ひとを殺している犯人は、富山屋ではないかと思う烏谷は、富山屋へ季蔵を調べに行かす。
富山屋で話を聞いた季蔵は、華香の実像が今まで聞いた話と違うことが判る。犯人は華香と思うが、華香は死んでいる。次狙われるのはと考えた季蔵は味楽屋に向かう。料理に毒を入れる華香がいた。季蔵危うしとなった時、疾風小僧と仲間が現れ助けられる。
華香の実家・倉西屋を潰された復讐心が、酒井と結び何でも出来るという心が強くなった。酒井には酒井の言い分があった。徳川は、外様と連携しなければならないと考えた。町会所の金を外様秋山家に貸した。ただ秋山家はその金を民のために使わなかった。