京都船岡山アストロジー〈3〉 望月麻衣
恋のハウスと檸檬色の憂鬱
神宮寺桜子は、同級生・に告白される。高屋に相談する。
受験生のため、作家活動をも封印している桜子は、デートして浮かれている時期ではないと、お付き合いすることを断る。
高屋誠は、桜子の家庭教師をする。
大学時代に、告白され付き合った城崎薫子と、船岡山珈琲店で出会う。付き合い始めすぐ高屋から別れを言った。二人に苦い思い出として残っていた。高屋が、薫子の友人の「やったね、薫子。賭に勝ったね」と話しているのを聞いたためだった。二人の誤解は溶けた。薫子は講洋社に務めている。
柊にとって桜子は何?。どんなに愛して可愛がっても自分を恋愛対象、異性として好きになることがない存在。安心して溺愛できると言う。
船岡山珈琲店で新メニュー・檸檬メニューが始まった。
どうすれば、本好きの子どもになるか。本を手に取ってもらえるようになるか。読書がかっこいい趣味になるか。
高屋は星座別に「おすすめの小説ジャンル」の特集を組むことを考えた。
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