入船長屋のおみわ ⑤ 紅葉の家 山本巧次
大家が買った家を買いたいという者が二組現れた。
大家に頼まれみわは調べ始める。
家の床下にお宝が埋まっているという瓦版まで出る。
調べまわっている瓦版屋の若い者と、お宝のことを書いた瓦版屋を調べる。
荷物を運んだ馬方の娘が殺され、側でみわの長屋の店子が寝ていた。
本当に、十年前には二千両が埋められていた。
抜け荷で捕まる前に、番頭に預けた二千両だった。
番頭の娘婿が、自分の商売・筆硯墨などのために使ってしまっていた。
娘婿が運び出しを偽装したことを感ずいた娘を殺した。
みわに頼まれて娘を見張っていた男を寝かせて犯人に見せかけた。
みわと一緒に調べていた瓦版屋の若い男は、抜け荷で闕所になった店の若旦那だった。
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