神田職人えにし譚⑧ 赤縄 最終回 知野みさき
職人仲間の修次と合作で鏡入れを注文された縫箔師・咲。修次に心惹かれている咲は胸を躍らせる。修次から仕事が入ったと断られた。その後、音沙汰もない。
咲は、 修次の6年前に亡くなった兄・徹太郎の名と亀の印が入った鋏を持っている尚之を見た。しろとましろは悪い人だと言う。尚之は徹太郎を殺し、修次のために作っていた鋏を持ち逃げしていたのだった。合鍵作りを頼み、断られて殺していた。
尚之は、盗人の一味だった。友達が無くした鍵の合い鍵を作ってくれと頼まれるところだった。その前に尚之が捕まる。待ち合わせのことを修次は名乗って出た。兄を殺したのではないかと聞くつもりだった。
火盗改めがしらべた。
鏡入れも出来た。
正月二日、修次と咲は、お互い妻問いしあった。修次は櫛を贈り、咲は袂落としを贈る。櫛にも袂落としにも、柳と燕の縫い取りと彫りがあった。
二十九日祝言を挙げる。
修次が、向かいに仕事場を借りた。
去年、葉月、女の双子を出産した。朝美と夕美と名付ける。
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