脳科学捜査官・真田夏希③ イミテーション・ホワイト 鳴神響一
夏希は横浜市の道路局に勤める高校の同級生・石川希美と伊豆のドライブに行く。希美のデート相手・大友の同僚・結城と希美の友人・夏希の四人。夏希と希美の伊豆お泊まり旅行に追加された合コンドライブだった。ドライブが終われば男二人は東京に帰った。
朝、上司・中村一政警部から呼び出しがかかる。横浜に戻る電車内で過呼吸で苦しがるセンター試験を受けに行く少女・本間菜月と会う。
事件はIT企業の社員が絞殺され、時限発火装置で花火が上がるというものだった。犯行声明がSNSで発見され夏希が呼ばれた。また一人、鎌倉の寺院跡で大学教授が殺され、花火が上がる。夏希は敵討ちのような思いを持つが、一人目の被害者が元公安調査庁の職員だと分り、織田はテロの可能性を指摘する。
菜月と会い、ユリミファというYouTubuで曲を発表していたシンガーソングライターの話を聞く。鍵アカが三人の鍵アカ荒らしにあい、荒れたこと。ユリミファが姿を消したこと。今は亡くなっていること。「冬の花火」「銀の十字架の丘」「ホワイトフェアリー」等曲名を聞くと事件に繋がる。菜月のスマホの「ユリミファの空」のデーターをコピーする。三人の悪質な言葉、ネットいじめが明らかになる。三人のアカウントが調べられ、殺された二人と結城が三人目だと判る。ジュードと名乗る犯人はユリミファの従兄弟だった。
結城を人質にしたジュードこと立花宗太に、アリシアが翔びかかる。ナイフを向けられるアリシアを助けに夏希が飛びかかる。加藤に逮捕された。夏希は結城に最低男と言葉を投げる。
織田は夏希に仕事抜きのドライブに誘う。
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