2019年11月24日日曜日

あきない世傳金と銀〈七〉

あきない世傳金と銀〈七〉 碧流篇 高田郁
 師走14日に開店した江戸店「五鈴屋」
 年明けから月一回の帯の結び方講習を無料ではじめる。
 その中に指物師・和三郎の姉・才がいた。才の夫・力造は元小紋の型染師だった。
 武士の模様・小紋を町人の着物に取り入れようとする。
 伊勢白川で型紙を作り、力造が型付けをすることになった。
 鈴柄の江戸紫色の小紋を、幸の夫・智蔵の昔馴染み・歌舞伎役者・富五郎が、お練り衣装に使う。五鈴屋の小紋のお披露目でもある。

 大坂では女主人は認められない。智蔵が亡くなり3年の期限を切られて幸が主人になっている。期限が切れる。誰を主人にするか、迷っている。幸の主人の延長が認められた。

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