2020年2月20日木曜日

包丁人侍事件帖⓸ 

包丁人侍事件帖⓸ 料理番旅立ちの季節  小早川涼
昆布くらべ 富山前田家と薩摩藩との交流。富山と薩摩の交流を喜ばない水野忠邦・寺社奉行は、懐刀・大鷹源吾に交流者の殺害を命じていた。難破船から見付かった昆布から薩摩のうそを暴こうとするが、鮎川惣介がうそでないことを証明する。惣介の娘・鈴菜は源吾と一緒になることが決まっているので惣介は源吾の仕事が気になる。富山の朝次が知り合いとなり源吾とのやり取りが気になるが、惣介の幼馴染み片桐隼人によって収まった。
切支丹絵草紙 絵草紙に切支丹信仰が描かれていると絵草紙を書いた貸本屋の手代が奉行所に呼び出される。心証をよくするため筒井紀伊守の家来が手代に書かせた物だと分かった。
鈴菜の嫁入り 大鷹源吾は水野家の家来の身分のまま、長崎へ見聞修業に行くことになった。医者になりたくて医者修業をしている鈴菜も蘭学医につき医学を学ぼうと二人で長崎に旅立った。
 惣介の息子・小一郎は桜井雪之丞に付いて料理を習うことになった。

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