無水独言 勝小吉
2021年7月26日月曜日
弥勒シリーズ⑩ 花下に舞う
弥勒シリーズ⑩ 花下に舞う あさのあつこ
佐賀屋という表は口入屋、裏は金貸しをしている夫婦が殺された。驚いたまま死んだような顔だった。
2021年7月23日金曜日
2021年7月21日水曜日
武士の流儀〈五〉
武士の流儀〈五〉 稲葉稔
お節介夫婦 酒問屋の嫁はまは姑の辛い仕打ちに耐えていた。夫が優しかったが夫まで辛くあたるようになった。身投げしそうなはまを桜木清兵衛が助ける。妻・安江が調べはまの夫・田蔵の浮気を見つける。清兵衛は女の旦那になりすまし芝居をし、田蔵を追い返す。清兵衛夫婦ははまが幸せそうなのをみて喜ぶ。
恋 清兵衛の息子・真之介は水茶屋の娘・ようを嫁にしたいと思った。町娘であることで悩んでいた。清兵衛は真之介の気持ち知り、ようが町年寄樽屋の次男の娘だとわかり話を進めても良いと思ったが、ようの縁談が決まってしまった。
鮨飯 元岡っ引き才次郎は政七に押し込に誘われる。年老いた夫婦ふたりの店だった。才次郎は知り合いの清兵衛に会った。食事をご馳走になる。清兵衛は才次郎に不振を感じ周りをうろつく。押し込みの日、裏口の前で政七は手刀で 倒され、才次郎は清兵衛の自宅で遣り直すよう諭される。
板前 板前の梅三郎は店を辞めさせられ愚痴を言いながら酔っ払っていた。二人の男に強請られている男と出くわすが梅三郎は何を見たかも覚えていなかった。梅三郎は命を狙われる。清兵衛に助けられる。清兵衛は命を狙う者を突き止め、梅三郎が狙われないようにする。清兵衛夫婦と付き合いいろんな話をした梅三郎は人との付き合い方が変わった。仕事に行ける店も決まった。
2021年7月19日月曜日
神様の御用人9 10
神様の御用人9 10 完 浅葉なつ
萩原良彦 25才のフリーター。会社で野球をしていたが、怪我のため野球ができなくなり会社を辞めた。神様の御用を聞く「御用人」に任命されバイトの合間を縫い、日本全国を飛び回る
黄金 方位の吉兆を司る。狐の姿をした方位神。良彦のお目付役に納まっている。
藤浪孝太郎 良彦も昔馴染み。大主神社の権禰宜。
吉田穂乃香 大主神社の宮司の娘。大学一年生。神や精霊、霊魂などを視る「天眼」の持ち主かって持て余していた自分の能力で、良彦の役にたてないかと奮闘している。
御用にバイトにと日々忙しく飛び回る萩原良彦と黄金。良彦に正社員の打診があった。正社員になりたいが、そうなったら御用人の仕事に支障がでると悩む。
日本各地で頻発する地震。黄金は気になることがあると言い残し行方不明になる。
2021年7月17日土曜日
2021年7月15日木曜日
北の御番所反骨目録〈一〉 春の雪
北の御番所反骨目録〈一〉 春の雪 芝村凉也
2021年7月9日金曜日
藍染袴お匙帖13 色なき風
藍染袴お匙帖13 色なき風 藤原緋沙子
約束 長女が恋した相手は手代だった。手代は店を辞めさせられる。もらったお金はすられ今では賭場に通うようになっていた。
野分 しじみ売りの寅太、妹が水疱瘡になる。母親は人を傷つけた罪で牢屋にいる。傷つけられたという金貸し甚五郎の悪事を暴いて母親を助ける。
色なき風 商家の娘と武家の恋。兄が殺され仇を打たなければならなくなった。弟と二人で仇討ちをする。きっと帰ってくる。
2021年7月7日水曜日
鉄砲同心つつじ暦
鉄砲同心つつじ暦 本日も晴天なり 梶よう子
礫丈一郎 三十二才だが、父親・徳右衛門が五十六才で鉄砲百人組同心の役に就いているため内職のつつじに精をだしている。
化けむじな 徳右衛門は俳諧を通じて元勘定奉行・一色丹後守田安家家老と面識があった。一色はつつじが好きだった。徳右衛門の昔馴染み・貫田善七が俳句がしたいとやってきた。一色の屋敷で、勘定頭と勘定役の公金横領を養子に行った息子の仕業と言われ離縁され牢にいることを訴える。徳右衛門は善七を化けむじなと怒った。一色は勘定方の大掃除を命じ不正を明らかにした。
市松哀歌 御先手組同心・多部源五郎が、丈一郎の息子・市松が、息子・新之じょうをいじめたと怒鳴ってきた。塾天心堂の塾生に、新之烝に悪ふざけを仕掛けろ、仕掛けなければ酷い目に合わすと言われた市松は、自分がしなければ新之烝が市松の立場になる。新之じょうは優しいから悪ふざけなぞできない。そうなれば、あの者たちに酷い目に遭わされる。それを避けたかった。と言った。市松の気持ちを知った新之じょうは分かり合えた。市松は塾生の名を言わなかった。
火薬の加役 丈一郎は役に就いていないのに隣の信介と一緒に火薬を運ぶ加役を申し付けられた。盗もうとする者がいると言う情報で偽の荷物を作られていた。偽荷物を盗まれた。盗んだ者の中に代官手代・杉浦の幼馴染の息子・時太郎がいた。本物の荷物を運んだ。
縁の花 一色が礫家のつつじを見に来た。三人が匕首を一色に突きつけ煙硝蔵へ行けと行った。丈一郎は鉄砲で刃を向けている男の手首を飛ばし一色を助けた。一色は丈一郎が交配した新種のつつじに「縁ゆかり」と名付けた。三人のうちの一人が時太郎だった。
秘してこそ 徳右衛門と妻・広江の兄・常滑錦之助の仲が良くなかった。錦之助の息子・鉄太郎の息子・鉄郎の元服に行った。仲が悪くなった原因は丈一郎がレンゲツツジの蜜を吸い死にそうになったからだった。仲がこじれた原因は二番目の兄の嫁だった。徳右衛門と広江の間には祝言の日に交わした約定があった。
花弁の露 徳右衛門がこっそり長崎屋に行っている。火薬を盗もうとした頭が水戸の小関だとわかった。水戸へ送られた。徳右衛門は隠居を決めたようだ。広江と長崎に旅に行く相談をしていた。
2021年7月5日月曜日
邂逅
邂逅 小杉健治
弁護士・鶴見京介は函館で親友・志賀川真二の離婚式に参加した。元妻に未練のある様子が心配で同じホテルに宿泊した。翌朝、人と会うと出かけた志賀川が立待岬で墜落死する。現場で揉み合う姿を目撃された古池仁一郎が逮捕された。古池は犯行を頑なに否認する。鶴見は志賀川と古池の関係を探る。
2021年7月3日土曜日
満月珈琲店の星詠み②
2021年7月1日木曜日
照降町 四季(一) 初詣で
照降町 四季(一) 初詣で 佐伯泰英