あやかしたち 畠中恵
ふゆのひ 寒い江戸の長崎屋に雪女が現れる。長崎屋の噂が聞こえたと言う。長崎屋では妖達が集い、のんびり暮している。興味津々でやって来た。悪い黒羽天狗が若旦那のお陰で寺でくらしているとも言った。それを聞いた、九郎坊天狗が、黒羽の悪行をさらけ出してやると大騒ぎになる。九郎坊は、雪女と寿真の力で遠くに吹き飛ばされた。
のろいがえし 蝦蟇仙人が、長崎屋は妖の物だとやって来た。一太郎の母たえは、ぎんの長刀で相手をする。呪いとなって長崎屋を襲うと言い残して去った。仁吉に数多の縁談が舞い込む。たくさんの古道具が届けられる。貧乏と縁のなさそうな商人が貧乏神につきまとう。広徳寺の寛朝から蝦蟇仙人の従者、青蛙神を探してくれと頼まれる。護符を剥がされ自由になった景と一緒にいた。僧が青蛙を持ち、走る後ろに景が走る。護符で取り押さえられる。蝦蟇仙人は、長崎屋に来たがっている妖たちはいる。訪ねてくると思うと言って去った。
鬼之助の日 楽しい話をする噺家の鬼之助が死んだ。追悼式で楽しい話しをすることになったが、場久は、夢を食って話すため、楽しい話は苦手だった。漠が悩んでしまったため、夢を中途半端に食うため残像が残っている。場久は、長崎屋で起こる事を話にした。楽しい話になった。
あやかしたち 妖達が団体で長崎屋に押し寄せる。現代いる妖達と闘い勝った方が長崎屋に住めるという。算盤、筆記、船漕ぎ、いろいろ行われる。だんだん妖が減る。得意な物を披露するなか、商家に雇われたり、両国の見せ物小屋に雇われたり、妖の住む場所が決まって行く。落ち着き先が決まっていった。技の無い者も、技を得てからまた来たらいいと帰って行った。
みっかだけ 河童の禰禰子から貰った秘薬を飲んだ一太郎は、小鬼・鳴家になり屋根を飛び回っていた。長くて三日の変身が、一日で終わった。探し回っていた火幻医者に助けられた。質屋の二階で見付かったが、盗賊の店だった。大名家から盗まれた子犬が隠された質屋だった。騒動の最中だった。若旦那はいなかったことにして裏から長崎屋に戻った。
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