2019年4月16日火曜日

新剣客太平記〈十〉

新剣客太平記〈十〉 伝説 岡本さとる
 公儀武芸修練所 の師範
峽竜蔵 竹馬の友・助七の娘・峰 絵師・景二郎
浜の元締め・清兵衛 鉄砲の弥太五郎
峽寅蔵が一緒に旅をした少年・峽小兵衛が寅藏の前に現れる。草津で、喧嘩上手と乗せられ、賭場で働かされている少年・仙太を助ける手伝いをさせられる。小兵衛は自分が寅藏に助けられたように仙太を助けたかったのだった。竜蔵は京まで小兵衛に寅藏の話を聞く。
大坂で眞壁清十郎と才に会う。寅藏が河豚を食べた店を探す。今は店の主人と寅藏の話を聞く。
柳生の里へ行く。柳生新陰流の剣客・上村光右衛門に会い、寅藏と光右衛門が型に収めた舞うが如くと名付けた剣の極意を授けられた。
光右衛門に金峰山寺に連れていかれ厨子を見る。弥勒菩薩・千手観音・釈迦如来を見涙する。僧に寅藏が隙間に入れた書き付けを見せられる。「我が息 竜蔵 何卒よしなに願い奉る 虎」

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