2019年4月28日日曜日

隠目付江戸秘帳⑥ 二人秘剣

隠目付江戸秘帳⑥ 二人秘剣  鳥羽亮
 江戸で辻斬りが続発する。被害者は江崎藩の目付だった。犯人は国許で普請奉行を殺した元江崎藩の藩士・岸崎だった。江戸に来た岸崎は、先手組物頭・西森の命令で動いていた。
 普請方・滝沢が、普請のための金を着服、江戸の西森と家老の笠原に金が流れた。滝沢が普請奉行になり、西森が・・・となるはずだったが、隠目付海野洋之介も手伝い、江戸の目付が金の流れを暴く。
 大目付・篠塚が笠原に代わって家老になり、目付組頭・谷部が大目付になり、国許の政次が安泰になり藩邸を揺るがすような事件が無くなり、洋之介は隠し目付としての仕事がなくなり好きな釣りを楽しむことができるようになった。
 

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