大江戸監察医 鈴木英治
無宿人・仁平36才。人足寄場で同心・見矢木牧兵衛に医術の腕を見込まれ、薬種問屋・和泉屋の息子・和助の治療を頼まれる。和助が介抱に向かい、仁平は大店の預かり医師として隠居所で無料医療所を開く。
動物の死骸を置かれたり、喧嘩を仕掛けられたり嫌がらせを受ける。老舗呉服問屋の婿が舅が病で倒れ、死がすぐに訪れることを前提に金使いが荒くなり賭場で借金をこさえた。仁平が診、持ち直されると借金の返済が出来なくなるため人に頼み仁平の手を使えないようにしようとしていた。
牧兵衛の要望で、元小石川養生所の医師・貫慮を雇うことになった。検死をすることになった。
和助の父・和泉屋の主人・和兵衛が倒れた。顔色が灰色、顔に水玉のような斑点ができた。仁平は何を処方すればいいのか判らない。死なせるわけにはいかない。
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