コンビニたそがれ堂異聞 村山早紀
私は風早神社の娘・沙也加。母が亡くなる前、願い事を叶えてくれるというコンビニたそがれ堂を探したが見つからなかった。私はそんなコンビニがあるということを信じなくなっていた。
海の記憶 弟・透矢の様子がおかしい。ある夜、透矢は自分の生まれ変わりだという透矢の顔をした者は、昔乙姫さまから貰った玉手箱を探しにコンビニたそがれ堂に行くと言う。沙也加もついて行くとたそがれ堂は見つかった。彼は流行病に効く薬が入った玉手箱を見つける。
星へ飛ぶ翼 恐竜のことを考えていた沙也加はたそがれ堂に着いた。恐竜に会いたいというと帰り道、恐竜が地下に潜り生き続いているという恐竜の子孫に会った。地下に潜り目が不必要になり見えなくなっている。地下社会を飛び回ることができた。
猫たちは光を灯す 沙也加は母の亡くなる前、橋の上でサンタさんのプレゼントはいらないと言った。母は欲しいものは欲しいと言って欲しいと目に涙を浮かべた。沙也加は万華鏡がほしかった。たそがれ堂で万華鏡を見つけた。 万華鏡を持って思い出の橋の上で、小学二年生の沙也加を見る。母がいる。時のかけらを見せてくれる橋。母は高校生の沙也加を見たのだ。
母と父の出会い結婚はたそがれ堂のおかげだったことが分かった。
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