2025年8月17日日曜日

前略山暮らしを始めました。

前略山暮らしを始めました。 浅葱

 佐野昇平25才は、日取りまで決めた結婚が白紙になり、やけになって世捨て人になるのだと二山を買って元庄屋の家に移り住む。三日で寂しくなり麓の祭でヒヨコを三羽買った。ヒヨコは大きくなり恐竜みたいな尻尾を持つ巨大な鶏になり、言葉を話す。ポチ、タマ、ユマ。

 東山の人は、桂木実弥子。彼女は、ドラゴン位大きなトカゲ・タツキを飼っている。彼女は元彼のストーカーから逃げている。

 西山の住人は、若い男性、相川さん。相川さんは、大蛇を二匹飼っている。一匹はリン、上半身は女性で美人だ。いつも軽トラの横に乗っている。リンも話す。佐野が相川さん家に行く時は、ザリガニバケツいっぱいを手土産にする。

 三匹の鶏は、マムシを捕る。山を紹介してくれた湯本さんに持って行く。マムシ酒を造るそうだ。
 麓の村に毒蛇が捨てられた。繁殖しているらしい。佐野の鶏を毒蛇捕りに借り出される。田畑を回って大分撃退したらしい。三匹は村周りと佐野のボディガードに別れる。田畑を回るのは、動きがなさ過ぎで運動不足で帰ってくる。ストレスを貯めてくる。子ども達には人気者になった。隣村でも借りたいと言われたが、三匹のストレスが貯まることを恐れ断った。

 

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