2020年10月19日月曜日

紅雲町珈琲屋こよみ⑦ 黄色い実 

紅雲町珈琲屋こよみ⑦ 黄色い実 吉永南央 

 珈琲屋「小蔵屋」の店主・杉浦草は、常連の大学教授夫人・佐野百合子に頼まれ息子の就職斡旋の手伝いをする。

 小蔵屋の店員・森野久実は、山男の一ノ瀬公介と出会い付き合い始めた。

 紅雲町出身の元アイドル・緒里江が佐野元にレイプされたと訴える。緒里江が誹謗中傷を受け仕事が決まったこともあり東京へ行った。横浜の元にレイプされた女性から応援メッセージが届くが証拠がなく逮捕には至らない。久実も元にレイプされそうになったことが分かった。久実は元スキー選手で未遂に終わっていたが、証拠もあるが訴えることには悩んでいた。一ノ瀬の応援もあり久実は証拠とともに訴えることにした。元は逮捕される。

 一一ノ瀬には亡くなった弟の妻子がいたり、一ノ瀬家とはつり合わないという久実だったが、二人は付き合い続けている。


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