私の読んだ本の記録です
あきない世傳金と銀〈9〉 淵泉篇 高田郁
結が持ち出した型を使い、呉服屋音羽屋でも干支柄の小紋が売り出された。柄の中に鈴と五の文字があるため、五鈴屋から分けられた物と市中に認識された。
加賀藩の注文を受けたため呉服仲間から外された。呉服を商わないで太物だけの商売を始める。
結は日本橋音羽屋の店主になった。
幸は大阪に帰る。太物、木綿の新しい入荷を考える。
江戸では木綿の新しい染めを考案中だった。
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