九代目長兵衛口入稼業 小杉健治
長兵衛は江戸花川戸で中間など人材派遣をする口入屋「幡随院」の主。
同心・河下から旗本水野家で賭け場が開かれ、吉原の花魁に夢中になり金が必要らしいことを聞く。長兵衛は咎めを受ける前に忠親を救おうとするが、忠親と小夢は覚悟の上で相対死する。
捕まらないと強気で賭け場を開く同業口入屋「万次郎」を調べた長兵衛は、万次郎の背後に火盗改の久保羽左衛門がいることを知る。上州からやってきた大前田栄五郎の知っていることと合わせ、久保が死んだことになっている喜平次を刺客として使っていることが判明する。
久保は長兵衛を万次郎と共に押し込みと、中間部屋での賭け場開きの罪をなすりつけようとした。同心と徒目付の力を借り久保の悪業を晒す。
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