徒目付勘兵衛 〈四〉 烈火の剣 鈴木英治
やっぱり徒目付になった。2004年12月 新装版だった。
昔に読んでいるかもしれないが、順番に借りることも知らなかったからある本を読んでいたから跳んでいるかもしれない。
徒目付になり、山内修馬と組む。修馬は殺された徒目付の部屋住みの弟だった。修馬が勘兵衛を連れていったのは、やくざの出入りや、質屋の用心棒だった。質屋では押し込みを捕まえた。
修馬の恋人は半年前に殺されていた。その前に殺された父親の事件もあった。二人は調べるが、何の手掛かりも掴めていない。
旗本の家族が、姿を消した。調べて旗本の屋敷で賭場が開かれている事を突き止めた。徒目付たちで取締に行く、抵抗され徒目付が殺され、和田兄弟の弟を捕まえた。兄は捕まった弟を助けに押し入り、勘兵衛に斬られた。弟・竜之進は勘兵衛を兄の敵とつけ狙う。
父親が切腹した息子・安東知之介・修馬の道場仲間が、父親の切腹の裏にある物を探ってくれと来る。二人は探るが、何もないと報告する。また一人旗本が切腹した。切腹に見せているが、明らかに殺人だった。犯人は知之助。納戸役の収賄、質流れの品物を利用した公金着服を知った安東の父親は、相談した納戸役に、罠を仕掛けられ切腹に追い込まれた。知之助は父親の仇を討った。遠島になった。二人は自分たちが相談された時に、見逃したことを後悔した。
勘兵衛は、元上司に、娘の事で恨まれていた。上司の娘は、勘兵衛と出会って心に決めていた。勘兵衛は、元々、美音しか眼中に無く、美音と結婚した。上司の娘は、自殺した。上司は和田竜之進を利用して勘兵衛を狙った。最期の仕掛けは、竜之進が勘兵衛を殺したように見せて、自分が勘兵衛を斬る。どうにか勘兵衛は残った。上司の家は取り潰された。
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