隠密家族7 日坂決戦 喜安幸夫
宝永二年 1704年 二月
源六の命を狙う伏嗅組と日坂の佐夜丿中山で決戦となり、イダテンとハシリと氷室章助が死んだ。伏嗅組も七人死んだ。
一林斎が六年前に打ち込んだ埋め鍼によって綱教が死亡。頼職26才が四代藩主に就く。
八月、隠居徳川光貞死亡。
九月、頼職が国入りの途中小田原で急死。
源六こと松平頼方葛野藩三万石の藩主が、紀州和歌山五十五万石の藩主になる。
佳奈は、冴の父・竜太夫死亡のため紀州に帰る時、父親が光貞で源六の妹だと言う事を教えられる。佳奈は霧生院を継ぐことを決める。
一林斎が狂犬病で死亡する。
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