貞享元年 1684年 紀州藩徳川家五十五万石徳川光貞59才の側室・由利が子を産み源六と名付けられる。
宮家の出である正室・照子は下賤な由利から生まれた子が同じ血筋になるのが許せない。土御門を使って殺そうとする。
紀州藩薬込役は護りに就く。
貞享3年1686年 由利の方逝去 亡くなった由利から取り出した女子を佳奈と名付け薬込役・一林斎が育てる。
源六 命を狙われたため将軍家に内緒で家老加納五郎左衛門宅で育てられる。活発なため屋敷だけでは飽き足らず、町に出、海、川、山で闊達に遊ぶ。佳奈とも兄妹と知らず一緒に過ごす。
元禄4年1691年 綱吉に源六8才のことを告げ江戸に住むことになる。
一林斎31才霧生院 鍼灸師 妻・冴29才 産婆 源六が江戸に出たため和歌山から江戸へ潜む場所を変える。
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