百万両の伊達男2 落とし前 稲葉稔
桜井慎之介は、魚問屋池田屋の放蕩息子と二人の妾を種に寄付を募ろうと思っていたが、息子・太兵衛を連れ帰ったら二百両出すという仕事になった。
太兵衛はやくざの行蔵一家に手を出している要五郎の取り巻きになっていた。要五郎は太兵衛を行蔵一家の為蔵を殺した犯人に仕立て、池田屋を強請った。慎之介は行蔵一家に本当の犯人を知らせ、為蔵の敵討ち・要五郎たちの殺しに手を貸す。太兵衛を池田屋に連れ帰り二百両手にする。
慎之介が傷を負い川を漂う時に助けてくれた縫は、鎌倉の東慶寺に行く前夜、慎之介と一夜を共にする。
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