柳橋の弥平次捕物噺2 祝い酒 藤井邦夫
思案橋 幸吉が助けた酔っ払いの女が人殺しの犯人にされる。本当の犯人は髪結いのひもだった。殺されていた。殺した時に自分も怪我をして死んだことにした。
祝い酒 捕物中に亡くなった直助の子どもと名乗り、母親が連れ去られたので助けて欲しいと子どもが来た。子どもの母親は盗賊の隠れ家を守る女だった。お頭が死に、直助に助けられ長屋の隣に住んでいた。手下が隠し金の在りかを聞き出そうとした。盗賊は捕まる。
捨て子 お糸が捨て子を拾う。古河藩江戸留守居役の三男・新三郎の子どもだった。絵師になりたく家庭を作っていたが親が無理に連れ戻した。何処に連れていかれるか調べるために子どもを置いていたのだった。新三郎は屋敷を抜け出し追われているために煙草屋に立てこもる。秋山久蔵は父親に会い、勘当してもらい事を納めた。
入墨者 瓦器職人の文吉は真面目だが、入墨者だった。地廻りたちに商売の邪魔をされる。金貸しに借りた期限になり妹を売るように言われる。弥平次は金貸しを捕まえ文吉が商売出来るようにした。
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