黄昏坂七人斬り 門田泰明
黄昏坂七人斬り 拵屋の銀次郎は夜鷹の塒に身を寄せる親子・美咲とお京を知る。夜鷹・豊を医者に預ける。美咲と京は寺に預けた。美咲は夫の仇・寺音肥前守武念を探していた。
黄昏坂でフェンシングを使う寺音と対峙する。突きで刺されながら寺音を倒す。
銀次郎・本名・桜伊銀次郎
悠と宗次の初恋旅 これは読んだことがある。宿「東山」の娘・悠と東海道を江戸へ。大津の宿で終わる。
思案橋 浮舟崩し 吉原の遊女・浮船。二代、三代の浮船が殺される。一代目浮船・夕の元許嫁・貴藤易次郎長良の思い通りにならない夕にたいする復讐だった。夕も貴藤に捕まり閉じこめられ八日間、辱められた。逃げ出した夕は宗次に助けられるが、夫・近江屋に帰れないと言う。宗次は貴藤が四代目浮船を殺す前に殺した。夕の絵を描き掛け軸にして、近江屋に行き詰まった自分を助けてくれていたと連絡をしなかったことを誤り掛け軸を渡す。
苦難をこえて 宗次と美雪は大和から来る美雪のお祖母様を迎えに保土ケ谷の本陣に行く。祖母の計らいで二人の婚約が整った。
宗次・徳川尾張藩主・光友の息子・宗徳
曽祖母・淀殿 祖父・家光 実父・徳川光友
くの一母情 宗次はくの一の娘・梅を預かっている。宗次は梅のために医者・柴野南洲に梅を預けた。梅を陰から見守っているくの一も納得した。
残り雪 華こぶし 徳川家綱の忍び旅
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