花川戸町自身番日記 神の子 辻堂魁
前に読んだことがある。
戯作者を目指す可一が自身番の書き役をしている。
一膳飯屋の女 可一の幼なじみ・吉竹が主人の店〈みかみ〉。 明るく働く柳が来て、吉竹は店を建て直そうと考えるが、柳の昔の男・杜若の清兵衛が来て柳は行ってしまう。
神の子 花川戸と川越えを結ぶ船頭の娘・千香は、賽子の音で丁半を判別できる。千香は父親を助けるために、思わぬ力を出した。父親・啓次郎は千香を亡くなった妻の実家に預けた。
初恋 手習い所の高杉哲太郎の妻・紀和が訪ねてくる。高杉は七年前、藩のため藩政をほしいままにする側用人を斬って後のことを仲間に託して藩を出ていた。七年経ち後を託した仲間は何も改革することなく、斬った側用人以上に藩政を欲しいままにしていた。高杉は元の仲間五人を斬った。
可一の二作目が出た。
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