新・問答無用〈二〉 難局打破 稲葉稔
江戸の町人たちの様々な諍いを治める町年寄の下で働くことになった柏木宗十郎が、内済に乗り出したのは、大八車から転がり落ちた酒樽で、足の指を潰大怪我を負ったお路に、償い金を払わせることだった。荷主と車宿が、出し合う比率で揉めていた。
お路は藤沢の者だった。一年近く経ち、許嫁の貞助が江戸に来、宗十郎が中に入り、一旦車宿が全額・十五両を払い、貞助が受け取った。大八車を引いていた車力が殺され、貞助が疑われ足止めされる。貞助は、お路に金を送り、車宿の詫び状を送る。親には、宿役人の証明をもらって欲しい手紙を送った。
貞助が犯人ではないと言っても聞き届けない同心に、宗十郎は、真犯人を見つけることにする。殺された佐平と最後に見られた半七を探す。半七の恋相手の花も殺された。二人の関連で侍も見付かった。半七も殺されていた。半七は押し込みを計画し、佐平を誘った。佐平は断り殺された。半七は、用心棒を誘った。用心棒は、最後には、雇い主を裏切らなかった。半七も殺された。計画を知っている花も殺された。用心棒は、宗十郎を狙った。そして捕まった。
貞助の親とお路が江戸に着き、貞助が、藤沢にいたことが証明され、解き放たれた。
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