新・問答無用 遺言書 稲葉稔
父・与兵衛の死により浅草の油屋を継いだ山形屋伊兵衛。遺された帳面の整理中、遺言書と書かれた書付けを見つけた。そこには、符丁のような文字や、絵と共に伊兵衛の知らない数千両もの金高が記されていた。亡き父の不正を疑った伊兵衛は町名主に相談を持ち込んだ。
宗十郎に捜索が依頼される。
以前、江戸で一緒に仕事をしていた吉蔵に出会う。
名前はあるが、店は無いという店もある書付けを持って尋ねる。金の困った時は、書付けを持って行けとされている、由蔵を探す。早いうちに三人組に襲われる。四人組も由蔵を探していた。宗十郎の妻と永吉をしっていた。吉蔵に頼み、二人を別のところに移す。
きぬが捕まり永吉に場所を教えられた宗十郎が、きぬを助け、侍一人を捕まえるが、舌を噛み切り死す。
由蔵を見つけた。由蔵から話を聞くが、二人に押し入られ殺される。通りで宗十郎を倒そうとしたことで、一人は捕まる。一人は逃げた。
篠山藩青山家の用人津々井は、成田屋に御用金調達を申し出た。断っていたが、番頭へ謝礼をし御用金を調達した。津々井は一部を抜いて藩に納めた。抜いた金を由蔵に守らせた。由蔵を那須屋と名乗らせ、他の店にも誘いをかけた。与兵衛にも声が掛かった。与兵衛は、由蔵の帳面を盗み見し遺した。由蔵の管理する金が多くなった。二千両を持ち逃げした後、宗十郎が調べることになった。三人は、由蔵を探し出すために用人に雇われていた。逃げた一人は、青山藩の目付に見付かった。
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