まんまことシリーズ2 こいしり 畠中恵
こいしり 麻之助の祝言の日、八木源兵衛は卒中で倒れた。祝言は日延べされる。卒中で倒れた源兵衛は、昔関係のあった二人の女性が、今幸せかを気にする。麻之助と清十郎は二人を探す。二人は源兵衛を見舞った。麻之助と寿ずの祝言が行なわれた。
みけとらふに 八木源兵衛がなくなった。見習い同心・相馬吉五郎が三匹のねこを連れてきた。変な猫の噂を調べると、詐欺が見付かり、縁魔蔵の台座に詐欺で集めたお金が見付かった。清十郎が「みけ」を吉五郎が「とら」を自分の猫を「ふに」と名付け飼うことにした。
百物語の後 百物語の会を開き、懐を狙う者がいた。娘を連れていかれた男が麻之助や清十郎たちの力を借りて娘の消息を掴む。百物語の会の床下に埋められ、白骨遺体で見付かった。
清十郎の問い 麻之助の元に、勝守を落とした人が二人くる。見付かったのは一つだけ、どちらも自分のものだと言う。寿ずの関係者とお由有の関係者だった。旗本と結婚したくない女は貰った勝守を川に棄てていた。結婚出来なくなるのがいやな商家の手代は持っていた。旗本との縁談は壊れ、手代と上手くいくかも知れないね。麻之助は寿ずとお由有のどちらの味方をした?と聞かれる。
今日の先 命が短いことが分かり遊びに連れて行って欲しいと商家の主が現れる。病気では無いことが分かり、弟の借金を払ってやり、跡継ぎも決まった。
せなかあわせ 恋文が見付かる。麻之助と寿ずは誰が書いたものか調べる。書いた人は亡くなっていた。住職に手紙を渡す。
2015年9月30日水曜日
2015年9月29日火曜日
しゃばけシリーズ2
しゃばけシリーズ2 ぬしさまへ 畠中恵
ぬしさまへ 仁吉に来た恋文騒動 火事のためにお嬢さんと女中の立場が逆転してしまった。いつもはお嬢さんの為に手紙を代筆する女中が、仁吉に出す手紙の代筆をしなかった。お嬢さんは女中の好きな仁吉に好きでもないのに手紙を出す。待ち合わせの場所で揉めて、お嬢さんを殺すことになってしまった。
栄吉の菓子 栄吉の菓子を買ってくれる隠居が栄吉の菓子を食べて死んだと言われた。一太郎は死因を調べる。殺しと思われるようにした自殺だった。箪笥のからくり戸の奥に書き置きがあった。
空のビードロ 一太郎の腹違いの兄・松之助が奉公していた店・東屋という桶屋が火事になり焼き出された松之助が長崎屋にくる。
四布の布団 一太郎の布団がすすり泣く。五布の布団を頼んだのにと注文と違った物が来たと布団屋に言いに行く。隣の部屋で番頭が死んでいた。一太郎は番頭が亡くなった場所を探し、階段から落ちたということを見付ける。布団を作る娘たちがしかられて泣いていたのだった。
仁吉の思い人 仁吉の好きな人は妖だった。彼女は三千年前に好きな人と出会い、鈴を貰った。彼は人間なのですぐに亡くなる。でも何百年かすると出会う。亡くなってもまた出会う。一度はすれ違いで死んでいた。最後に出会い一太郎の祖父母になった。彼女は皮衣様だった。
虹を見し事 一太郎の命を狙う暗紅という妖が来る。外に出るなという兄やの言うことを聞かないために妖たちは一計を案じる。周りから、妖がいなくなる。一太郎は誰かの夢の中と考える。暗紅を捕まえるための罠だった。暗紅は捕まる。一連の中で合わない話しがある。調べると女中のおまきが帰っていた故郷から江戸につくまでに殺されていたことがわかった。
ぬしさまへ 仁吉に来た恋文騒動 火事のためにお嬢さんと女中の立場が逆転してしまった。いつもはお嬢さんの為に手紙を代筆する女中が、仁吉に出す手紙の代筆をしなかった。お嬢さんは女中の好きな仁吉に好きでもないのに手紙を出す。待ち合わせの場所で揉めて、お嬢さんを殺すことになってしまった。
栄吉の菓子 栄吉の菓子を買ってくれる隠居が栄吉の菓子を食べて死んだと言われた。一太郎は死因を調べる。殺しと思われるようにした自殺だった。箪笥のからくり戸の奥に書き置きがあった。
空のビードロ 一太郎の腹違いの兄・松之助が奉公していた店・東屋という桶屋が火事になり焼き出された松之助が長崎屋にくる。
四布の布団 一太郎の布団がすすり泣く。五布の布団を頼んだのにと注文と違った物が来たと布団屋に言いに行く。隣の部屋で番頭が死んでいた。一太郎は番頭が亡くなった場所を探し、階段から落ちたということを見付ける。布団を作る娘たちがしかられて泣いていたのだった。
仁吉の思い人 仁吉の好きな人は妖だった。彼女は三千年前に好きな人と出会い、鈴を貰った。彼は人間なのですぐに亡くなる。でも何百年かすると出会う。亡くなってもまた出会う。一度はすれ違いで死んでいた。最後に出会い一太郎の祖父母になった。彼女は皮衣様だった。
虹を見し事 一太郎の命を狙う暗紅という妖が来る。外に出るなという兄やの言うことを聞かないために妖たちは一計を案じる。周りから、妖がいなくなる。一太郎は誰かの夢の中と考える。暗紅を捕まえるための罠だった。暗紅は捕まる。一連の中で合わない話しがある。調べると女中のおまきが帰っていた故郷から江戸につくまでに殺されていたことがわかった。
2015年9月28日月曜日
狸穴あいあい坂3
狸穴あいあい坂3 心がわり 諸田玲子
結寿は妻木道三郎の面影を消せずに暮らしている。
小山田家にお婆さまの遠い親戚だという柘植平左衛門が訪ねて来、居候している。
大火事があり、道三郎の妻は足に大怪我をした。妻から離縁を言うが、道三郎は引き止めている。結寿が懐妊したことが分かる。
柘植は泥棒だった。元旗本の若殿が主犯で柘植は家来だった。小山田の庭に盗んだ物を隠していた。盗品を掘り出し出てきた所を捕まえるつもりだったが、お婆さまが人質になり、掘り返した後殺されそうになる。平左衛門がお婆さまを庇って殺される。犯人・若殿は捕まり、盗品は返される。
小山田万右衛門は万之助に家督を譲ることを許される。盗賊の一味を居候させてしまった咎で、小普請に格下げされた。万右衛門は切腹を考えていたが、廻りの者の機転で幸左衛門と共に出家した。
結寿は溝口の家で子を産むことになり実家に籠もる。口入れ屋ゆすら庵の次男・小源太から小山田家がゆすら庵の近くに屋敷替えしたことを聞く。実家の継母から子供が生まれれば離縁すると言われる。
結寿は家を出た。狸穴坂で歩けなくなった。人に助けられゆすら庵で赤ん坊を産んだ。会ってもくれなかった万之助だったが年の瀬には小山田家に落ち着いた。弟・新之助は幸左衛門の所にいる。
子供の名は香苗、結寿の亡母の名前だった。
結寿は妻木道三郎の面影を消せずに暮らしている。
小山田家にお婆さまの遠い親戚だという柘植平左衛門が訪ねて来、居候している。
大火事があり、道三郎の妻は足に大怪我をした。妻から離縁を言うが、道三郎は引き止めている。結寿が懐妊したことが分かる。
柘植は泥棒だった。元旗本の若殿が主犯で柘植は家来だった。小山田の庭に盗んだ物を隠していた。盗品を掘り出し出てきた所を捕まえるつもりだったが、お婆さまが人質になり、掘り返した後殺されそうになる。平左衛門がお婆さまを庇って殺される。犯人・若殿は捕まり、盗品は返される。
小山田万右衛門は万之助に家督を譲ることを許される。盗賊の一味を居候させてしまった咎で、小普請に格下げされた。万右衛門は切腹を考えていたが、廻りの者の機転で幸左衛門と共に出家した。
結寿は溝口の家で子を産むことになり実家に籠もる。口入れ屋ゆすら庵の次男・小源太から小山田家がゆすら庵の近くに屋敷替えしたことを聞く。実家の継母から子供が生まれれば離縁すると言われる。
結寿は家を出た。狸穴坂で歩けなくなった。人に助けられゆすら庵で赤ん坊を産んだ。会ってもくれなかった万之助だったが年の瀬には小山田家に落ち着いた。弟・新之助は幸左衛門の所にいる。
子供の名は香苗、結寿の亡母の名前だった。
2015年9月27日日曜日
狸穴あいあい坂2
狸穴あいあい坂2 恋かたみ 諸田玲子
春の雪 旗本から出火した。辞めさせられた女中が疑われる。道三郎に探してもらう。火付けは奥様だった。女中はいろいろ知っている長屋の女を毒殺した。火付けも自分だと言っている
鬼の宿 初夏 宗仙の俳諧仲間の屋敷が火事になり一人死亡した火事見舞いに行く。結寿も一緒に行く。道三郎が隠密で張り込んでいた。火事になったのは住人・後室・吉也の恋人が盗賊の仲間で離れに仲間を連れ込んでいた。死亡したのは恋人で隠していた盗品を持ち出し家を焼いたのだった。盗賊は捕まった。
結寿の縁談が決まった。
駆け落ち 15年さがした仇討ち相手が見付かった。母親が駆け落ちした相手だった。姑に苛められていた母親を連れ出していたという事が分かった。母親が死ぬまで放さなかった息子の着物を見せられる。殺せないで帰った。結寿も駆け落ちすると廻りに迷惑がかかることを知らされる。
星の坂 別れを言うために八丁堀へ行く。道三郎に姉から送り込まれている縁談相手がいる事を知る。結寿と彦太郎は、易者になって張り込む道三郎に会う。盗賊の女を捕まえるが、彦太郎が人質になる。交換して放された女を百介が追い、盗賊を捕まえた。屋台で食事をする。結寿は狸穴坂で道三郎を思い出し、幸せになる、と言う。キスして別れる。
恋の形見 何もない母の形見、探そうと思っていると父親が、文箱と遺髪を掘り出した。
山桜桃の木の下に道三郎に初めて会った時と別れの日に着ていた納戸色の結城着物を埋める。
お婆さまの猫 御先手組与力・小山田万之助と結婚した。火盗改方を兼任しない。お婆さまの猫がいなくなった。連れ出したのは髪結いだった。逃げた猫は吝嗇で知れた旗本のもとにいる事が判る。お城の猫が逃げ、探している噂を流し、向こうから出してくるのを待った。道三郎を忘れられない。祝言の時も初夜の床でも道三郎を思い出し泣いた。
月見船 組頭の奥様・千里に雪見に誘われた。千里は幼馴染みが甲府に行くので忍び会うらしい。途中、千里の夫が倒れたと連絡があった。結寿は船で出ているということにして、船宿を探す。文を書き障子の隙間に差し込んでもらう。千里は道を誤る所だったと告白する。見舞いに行くと、良き奥様だった。万之助は船に乗っていなかっただろうという。
盗難騒ぎ 小山田の次男が刀を質に入れたと大騒ぎ。養子先を探し中だ。近くの旗本家にも盗難騒ぎがあったと思ったら取り下げたり。旗本にも次男、三男がいる。旗本の中間が疑われる。中間を入れた口入れ屋の信用がなくなる。結寿の祖父が世話になっている口入れ屋だ。いろんな情報を道三郎に流す。道三郎が盗賊一味を捕まえた時、小山田家の刀と旗本の刀を渡してくれた。盗品の中にあれば厄介のことになる。
結寿は次男・新之助に、次男は思うようにいかぬとお思いでしょうが、思い通りにゆかぬは次男だけではない。という。ない人などいない。お婆さまの年になるとかけがえのない思い出になるようです。
彦太郎に道三郎が再婚したことを知らされる。
春の雪 旗本から出火した。辞めさせられた女中が疑われる。道三郎に探してもらう。火付けは奥様だった。女中はいろいろ知っている長屋の女を毒殺した。火付けも自分だと言っている
鬼の宿 初夏 宗仙の俳諧仲間の屋敷が火事になり一人死亡した火事見舞いに行く。結寿も一緒に行く。道三郎が隠密で張り込んでいた。火事になったのは住人・後室・吉也の恋人が盗賊の仲間で離れに仲間を連れ込んでいた。死亡したのは恋人で隠していた盗品を持ち出し家を焼いたのだった。盗賊は捕まった。
結寿の縁談が決まった。
駆け落ち 15年さがした仇討ち相手が見付かった。母親が駆け落ちした相手だった。姑に苛められていた母親を連れ出していたという事が分かった。母親が死ぬまで放さなかった息子の着物を見せられる。殺せないで帰った。結寿も駆け落ちすると廻りに迷惑がかかることを知らされる。
星の坂 別れを言うために八丁堀へ行く。道三郎に姉から送り込まれている縁談相手がいる事を知る。結寿と彦太郎は、易者になって張り込む道三郎に会う。盗賊の女を捕まえるが、彦太郎が人質になる。交換して放された女を百介が追い、盗賊を捕まえた。屋台で食事をする。結寿は狸穴坂で道三郎を思い出し、幸せになる、と言う。キスして別れる。
恋の形見 何もない母の形見、探そうと思っていると父親が、文箱と遺髪を掘り出した。
山桜桃の木の下に道三郎に初めて会った時と別れの日に着ていた納戸色の結城着物を埋める。
お婆さまの猫 御先手組与力・小山田万之助と結婚した。火盗改方を兼任しない。お婆さまの猫がいなくなった。連れ出したのは髪結いだった。逃げた猫は吝嗇で知れた旗本のもとにいる事が判る。お城の猫が逃げ、探している噂を流し、向こうから出してくるのを待った。道三郎を忘れられない。祝言の時も初夜の床でも道三郎を思い出し泣いた。
月見船 組頭の奥様・千里に雪見に誘われた。千里は幼馴染みが甲府に行くので忍び会うらしい。途中、千里の夫が倒れたと連絡があった。結寿は船で出ているということにして、船宿を探す。文を書き障子の隙間に差し込んでもらう。千里は道を誤る所だったと告白する。見舞いに行くと、良き奥様だった。万之助は船に乗っていなかっただろうという。
盗難騒ぎ 小山田の次男が刀を質に入れたと大騒ぎ。養子先を探し中だ。近くの旗本家にも盗難騒ぎがあったと思ったら取り下げたり。旗本にも次男、三男がいる。旗本の中間が疑われる。中間を入れた口入れ屋の信用がなくなる。結寿の祖父が世話になっている口入れ屋だ。いろんな情報を道三郎に流す。道三郎が盗賊一味を捕まえた時、小山田家の刀と旗本の刀を渡してくれた。盗品の中にあれば厄介のことになる。
結寿は次男・新之助に、次男は思うようにいかぬとお思いでしょうが、思い通りにゆかぬは次男だけではない。という。ない人などいない。お婆さまの年になるとかけがえのない思い出になるようです。
彦太郎に道三郎が再婚したことを知らされる。
狸穴あいあい坂
狸穴あいあい坂 諸田玲子
狸穴坂で結寿17才は隠密廻り同心妻木道三郎27才と出会う。結寿は火盗改方与力の娘だった。御先手組の屋敷を出て、元火盗改の祖父と住んでいた。妻木道三郎には彦太郎という息子がいた。妻が亡くなり、姉夫婦に預けていた。
ムジナのしっぽ 40年前の葵小僧捕縛の時、妻が火盗に取り調べられ、犠牲にされた娘の死に目にも会わせてもらえなかった中間が、結寿の祖父・幸左衛門の前で孫・結寿を痛めつけ見せてやろうとした。道三郎は中間を追っていた。結寿が中間に捕まった時飛び込み、幸左衛門が捕まえた。道三郎は幸左衛門に捕縛術の門弟にして欲しいというが、町方なので断わられる。
涙雨 乳母が旗本の家から子供を連れ去る。結寿と道三郎は木母寺で乳母を捕まえる。道三郎は赤ん坊を旗本に返し、女を東慶寺に入れるように手配する。
割れ鍋のふた 火盗改同心・奥津貞之進の姉・佐代に、掛け軸の盗難を相談される。道三郎が捕まえた男の女房は文句ばかり言っていたが、捕まった男をみて抱きあって泣く。佐代は好きな人がいながら結婚したので、夫婦仲は上手く行っていないと言う。結寿は全部吐き出せという。二人は解りあえた。
ぐずり心中 火盗の娘と植木屋の息子の心中が見付かる。道三郎は殺したのは娘で娘は自死だと思うが、火盗改が調べもせず、男が殺した心中で片付ける。
遠花火 宗仙先生が好きになった水茶屋の女将は盗賊の一味だった。昔、奉公していた旗本に手を付けられ放り出された。その旗本と旗本と関係のある商家を狙っていた。
ミミズかオケラか 結寿は彦太郎を誰の子かは内緒で預かる。幸左衛門と仲よくなる。弥之吉はおとりが川にはまった所を見ていた。火事よけの札をいたずらっ子に川に投げられそれを拾おうとしてはまり、亡くなった。父親が捕まり弥之吉は勇気を出して見たことを告白する。
恋心 火盗改同心・早川求馬の妹・鈴江18才は貞之進が好きだ。鈴江は貞之進の名前で呼び出され、勾引かされ、陵辱された。結寿も捕まる。道三郎が助けに来た。火盗が捕まえた盗賊の残りだった。
春の兆し 鈴江を預かっているところに彦太郎が来て、鈴江は元気になる。貞之進は鈴江と一緒になろうと思っている。彦太郎を養子にしようと思っていた一行がやって来る。鈴江と貞之進が、結寿と道三郎になって応対する。幸左衛門に孫娘を助けたのは妻木だから粗略に扱わないようにと言葉を残して帰った。
道三郎も捕縛術を習えるようになった。
狸穴坂で結寿17才は隠密廻り同心妻木道三郎27才と出会う。結寿は火盗改方与力の娘だった。御先手組の屋敷を出て、元火盗改の祖父と住んでいた。妻木道三郎には彦太郎という息子がいた。妻が亡くなり、姉夫婦に預けていた。
ムジナのしっぽ 40年前の葵小僧捕縛の時、妻が火盗に取り調べられ、犠牲にされた娘の死に目にも会わせてもらえなかった中間が、結寿の祖父・幸左衛門の前で孫・結寿を痛めつけ見せてやろうとした。道三郎は中間を追っていた。結寿が中間に捕まった時飛び込み、幸左衛門が捕まえた。道三郎は幸左衛門に捕縛術の門弟にして欲しいというが、町方なので断わられる。
涙雨 乳母が旗本の家から子供を連れ去る。結寿と道三郎は木母寺で乳母を捕まえる。道三郎は赤ん坊を旗本に返し、女を東慶寺に入れるように手配する。
割れ鍋のふた 火盗改同心・奥津貞之進の姉・佐代に、掛け軸の盗難を相談される。道三郎が捕まえた男の女房は文句ばかり言っていたが、捕まった男をみて抱きあって泣く。佐代は好きな人がいながら結婚したので、夫婦仲は上手く行っていないと言う。結寿は全部吐き出せという。二人は解りあえた。
ぐずり心中 火盗の娘と植木屋の息子の心中が見付かる。道三郎は殺したのは娘で娘は自死だと思うが、火盗改が調べもせず、男が殺した心中で片付ける。
遠花火 宗仙先生が好きになった水茶屋の女将は盗賊の一味だった。昔、奉公していた旗本に手を付けられ放り出された。その旗本と旗本と関係のある商家を狙っていた。
ミミズかオケラか 結寿は彦太郎を誰の子かは内緒で預かる。幸左衛門と仲よくなる。弥之吉はおとりが川にはまった所を見ていた。火事よけの札をいたずらっ子に川に投げられそれを拾おうとしてはまり、亡くなった。父親が捕まり弥之吉は勇気を出して見たことを告白する。
恋心 火盗改同心・早川求馬の妹・鈴江18才は貞之進が好きだ。鈴江は貞之進の名前で呼び出され、勾引かされ、陵辱された。結寿も捕まる。道三郎が助けに来た。火盗が捕まえた盗賊の残りだった。
春の兆し 鈴江を預かっているところに彦太郎が来て、鈴江は元気になる。貞之進は鈴江と一緒になろうと思っている。彦太郎を養子にしようと思っていた一行がやって来る。鈴江と貞之進が、結寿と道三郎になって応対する。幸左衛門に孫娘を助けたのは妻木だから粗略に扱わないようにと言葉を残して帰った。
道三郎も捕縛術を習えるようになった。
2015年9月26日土曜日
まんまこと
まんまこと 畠中恵
神田古名主・高橋宗右衛門の息子・麻之助22才
真面目で勤勉だった麻之助は、16才の時、お気楽な若者に変わった。好きだった2才上のお由有が幼馴染み・清十郎の父親・古名主・八木源兵衛と一緒になったから。このことは廻りの人にも知られていない。源兵衛はお由有のお腹の子の父親になった。麻之助はこの子の父親になってくれる?と聞かれた時、答えられなかった。その時のお腹の子は幸太6才、清十郎の弟だ。麻之助は可愛がっている。
まんまこと お腹の子は麻之助だという商家の娘が現れる。商家の娘の許嫁が急な病で亡くなった。コッソリ付きあっていた許嫁の弟の子供だった。次男が商家の跡継ぎになり、条件のいい娘からの縁談が沸き上がり、兄の許嫁など邪魔になった。麻之助はみんな(弟の縁談相手)を集め、全てを明らかにする。娘はかなり年上の人の所に子供と共にお嫁に行った。弟の縁談は破談になった。
柿の実を半分 質屋の主・小左衛門に娘だという女・お紺が現れた。家族がいない小左衛門は淋しさから作り話しと知りながら受け入れる。親戚が承知しない。麻之助はお紺が小左衛門の娘でないことを証明し、二人を夫婦にした。
万年、青いやつ 麻之助の三人組の一人・同心・相馬吉五郎が麻之助に縁談を持ってくる。廻りはみんな乗り気だ。縁談の相手・野崎寿ず20才には病気の好きな人・水元又四郎がいた。寿ずは麻之助を又四郎に会わし、縁談に乗った振りをして又四郎と会えるようにして欲しいという。名前のない万年青の芽の鉢の持ち主を見付ける。自分の物だというのは二人、本当の持ち主は、いつも賞をとる商家の主の万年青を栽培している植木屋の若い職人だった。新種を小さく切って芽を出させた。仕事を辞める時その鉢をもらって行く。
吾が子か、他の子か、誰の子か 松平家の家臣で百石の大木田七郎右衛門が八木幸太は自分の孫だと言ってくる。麻之助たちは七郎右衛門の孫を探す。孫はいなかった。見付かったのは七郎右衛門の娘だった。母は矢場の女だった。七郎右衛門がその後どうしたか判らない。
こけ未練 水元家に行くことになっているがなかなか足が進まない。お女中の迷い犬・狆・こりんを拾う。結婚に踏ん切りのつかない娘・おしんを助ける。
水元又四郎に『寿ずを頼む』と言われる。
静心なく 寿ずが又四郎が亡くなったことを麻之助に告げにきた。
幸太が勾引かされた。源兵衛が卒中で倒れる。寿ずが縁談を断わりに来た。女手が欲しく寿ずも巻き込まれる。源兵衛の裁定に不満を持っていた料理屋の息子と母親の仕業だった。裁定の意味も息子を庇った父親や源兵衛の行動の意味も知らず、今回知らされた息子と母親は納得する。勾引かしはなかったことにした。
寿ずとの縁談は二人が断わっても決まってしまった。
神田古名主・高橋宗右衛門の息子・麻之助22才
真面目で勤勉だった麻之助は、16才の時、お気楽な若者に変わった。好きだった2才上のお由有が幼馴染み・清十郎の父親・古名主・八木源兵衛と一緒になったから。このことは廻りの人にも知られていない。源兵衛はお由有のお腹の子の父親になった。麻之助はこの子の父親になってくれる?と聞かれた時、答えられなかった。その時のお腹の子は幸太6才、清十郎の弟だ。麻之助は可愛がっている。
まんまこと お腹の子は麻之助だという商家の娘が現れる。商家の娘の許嫁が急な病で亡くなった。コッソリ付きあっていた許嫁の弟の子供だった。次男が商家の跡継ぎになり、条件のいい娘からの縁談が沸き上がり、兄の許嫁など邪魔になった。麻之助はみんな(弟の縁談相手)を集め、全てを明らかにする。娘はかなり年上の人の所に子供と共にお嫁に行った。弟の縁談は破談になった。
柿の実を半分 質屋の主・小左衛門に娘だという女・お紺が現れた。家族がいない小左衛門は淋しさから作り話しと知りながら受け入れる。親戚が承知しない。麻之助はお紺が小左衛門の娘でないことを証明し、二人を夫婦にした。
万年、青いやつ 麻之助の三人組の一人・同心・相馬吉五郎が麻之助に縁談を持ってくる。廻りはみんな乗り気だ。縁談の相手・野崎寿ず20才には病気の好きな人・水元又四郎がいた。寿ずは麻之助を又四郎に会わし、縁談に乗った振りをして又四郎と会えるようにして欲しいという。名前のない万年青の芽の鉢の持ち主を見付ける。自分の物だというのは二人、本当の持ち主は、いつも賞をとる商家の主の万年青を栽培している植木屋の若い職人だった。新種を小さく切って芽を出させた。仕事を辞める時その鉢をもらって行く。
吾が子か、他の子か、誰の子か 松平家の家臣で百石の大木田七郎右衛門が八木幸太は自分の孫だと言ってくる。麻之助たちは七郎右衛門の孫を探す。孫はいなかった。見付かったのは七郎右衛門の娘だった。母は矢場の女だった。七郎右衛門がその後どうしたか判らない。
こけ未練 水元家に行くことになっているがなかなか足が進まない。お女中の迷い犬・狆・こりんを拾う。結婚に踏ん切りのつかない娘・おしんを助ける。
水元又四郎に『寿ずを頼む』と言われる。
静心なく 寿ずが又四郎が亡くなったことを麻之助に告げにきた。
幸太が勾引かされた。源兵衛が卒中で倒れる。寿ずが縁談を断わりに来た。女手が欲しく寿ずも巻き込まれる。源兵衛の裁定に不満を持っていた料理屋の息子と母親の仕業だった。裁定の意味も息子を庇った父親や源兵衛の行動の意味も知らず、今回知らされた息子と母親は納得する。勾引かしはなかったことにした。
寿ずとの縁談は二人が断わっても決まってしまった。
2015年9月25日金曜日
箱館奉行所始末3
箱館奉行所始末3 密命狩り 森真沙子
慶応二年 1866年 三月
支倉幸四郎は、三年前、藩役人を三人斬り殺し逃げている松前藩勘定目付だった藩士・久留津辰之助25才を討伐するよう命令される。
幸四郎は、馬名人・小野儀三郎、山を良く知る陶芸家・蒲原彦次郎、独眼の猟師・半蔵、アイヌ語が分かる・巴御前と五人で山に入る。
途中、久留津が三人を斬ったのは、アイヌの女に対する役人の態度に腹を立てたためということが分かり、討伐するのを躊躇う気が出てきた。また、久留津はアイヌに慕われていた。
鹿取りの罠に掛かり、彦次郎は死ぬ。半蔵はアイヌの矢に首を刺され邪魔にならぬよう自死した。久留米が銃で幸四郎を狙った時、巴は銃口の前に立ちふさがり死ぬ。幸四郎は、久留津を斬る。
久留津の言い付け通りアイヌの青年が幸四郎たちを逃がしてくれた。
小出は江戸に帰ることになった。
慶応二年 1866年 三月
支倉幸四郎は、三年前、藩役人を三人斬り殺し逃げている松前藩勘定目付だった藩士・久留津辰之助25才を討伐するよう命令される。
幸四郎は、馬名人・小野儀三郎、山を良く知る陶芸家・蒲原彦次郎、独眼の猟師・半蔵、アイヌ語が分かる・巴御前と五人で山に入る。
途中、久留津が三人を斬ったのは、アイヌの女に対する役人の態度に腹を立てたためということが分かり、討伐するのを躊躇う気が出てきた。また、久留津はアイヌに慕われていた。
鹿取りの罠に掛かり、彦次郎は死ぬ。半蔵はアイヌの矢に首を刺され邪魔にならぬよう自死した。久留米が銃で幸四郎を狙った時、巴は銃口の前に立ちふさがり死ぬ。幸四郎は、久留津を斬る。
久留津の言い付け通りアイヌの青年が幸四郎たちを逃がしてくれた。
小出は江戸に帰ることになった。
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