2015年9月30日水曜日

まんまことシリーズ2

まんまことシリーズ2 こいしり 畠中恵
 こいしり 麻之助の祝言の日、八木源兵衛は卒中で倒れた。祝言は日延べされる。卒中で倒れた源兵衛は、昔関係のあった二人の女性が、今幸せかを気にする。麻之助と清十郎は二人を探す。二人は源兵衛を見舞った。麻之助と寿ずの祝言が行なわれた。
 みけとらふに 八木源兵衛がなくなった。見習い同心・相馬吉五郎が三匹のねこを連れてきた。変な猫の噂を調べると、詐欺が見付かり、縁魔蔵の台座に詐欺で集めたお金が見付かった。清十郎が「みけ」を吉五郎が「とら」を自分の猫を「ふに」と名付け飼うことにした。
 百物語の後 百物語の会を開き、懐を狙う者がいた。娘を連れていかれた男が麻之助や清十郎たちの力を借りて娘の消息を掴む。百物語の会の床下に埋められ、白骨遺体で見付かった。
 清十郎の問い 麻之助の元に、勝守を落とした人が二人くる。見付かったのは一つだけ、どちらも自分のものだと言う。寿ずの関係者とお由有の関係者だった。旗本と結婚したくない女は貰った勝守を川に棄てていた。結婚出来なくなるのがいやな商家の手代は持っていた。旗本との縁談は壊れ、手代と上手くいくかも知れないね。麻之助は寿ずとお由有のどちらの味方をした?と聞かれる。
 今日の先 命が短いことが分かり遊びに連れて行って欲しいと商家の主が現れる。病気では無いことが分かり、弟の借金を払ってやり、跡継ぎも決まった。
 せなかあわせ 恋文が見付かる。麻之助と寿ずは誰が書いたものか調べる。書いた人は亡くなっていた。住職に手紙を渡す。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿