2021年5月27日木曜日

江戸の御庭番〈7〉 裏切り

江戸の御庭番〈7〉 裏切り  藤井邦夫

 凄腕の隠密・喬四郎は将軍・吉宗に使える御庭番。弟分の才蔵と共に隠密御用にあたる。抜け荷の探索をしていた目付け配下の侍が連発銃で殺された。探るなかで喬四郎も撃たれ傷を負う。一人で探索中の才蔵は連発銃を手に入れるが、喬四郎に報告しない。

 抜け荷は小倉藩が手に入れ、唐物屋阿蘭陀堂が売りさばく。才蔵は阿蘭陀堂の主人・義十を倒し、阿蘭陀堂の主人に治った。喬四郎は小倉藩から阿蘭陀屋に荷を運ぶ途中の船を沈めた。才蔵も一緒に沈んだ。残りの小倉藩の荷を抑え、小倉藩は中屋敷留守居に責任を押し付けた。

 抜け荷事件が終わった後、才蔵が現れる。喬四郎は才蔵と戦い、才蔵は敗れる。


 才蔵がいなくなって喬四郎はこれからどうするのだろう。

 

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