2021年5月24日月曜日

左近浪華の事件帳④ 眠れる名刀 

左近浪華の事件帳④ 眠れる名刀 築山桂

 左近は南河内で見つかった名刀「小竜景光」が四天王寺に預けられることにまりその護衛を依頼される。左近が着いた時、庄屋は孫娘とともに惨殺され、刀は奪われていた。伊達家の鶴丸国永の行方もわからなくなっていた。

 犯人は阿片中毒になっていた将軍の息子だった。隠れ住んでいるのは伏見城が廃城になったあと、幕府直轄の禁制地となった山中だった。

 盗賊の息子・迅八は昔この山に住んでいたので案内にたった。

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