2021年5月16日日曜日

拵屋銀次郎半畳記〈二〉汝想いて斬

 拵屋銀次郎半畳記〈二〉 汝想いて斬 門田泰明

 黒書院直属監察官大目付三千石、従五位下加賀守桜伊銀次郎
 拝領地が拡大され千三百坪になった。飛一・イヨ夫婦に元の奉公人を探すように頼む。
 
銀次郎が倒した、 妖怪床滑七四郎事件に関する建物はなくなり、人もいなくなっていた。
京野屋も消えていた。
白装束の忍びに銀次郎は度々襲われる。

銀次郎は柳生の里に行く前に、伯父和泉家に寄る。伯父に言われ、大番頭六千石旗本津山近江守忠房家に立ち寄る。銀次郎が呼び寄せた艶がいた。拵屋銀次郎になり、艶に化粧を施す。艶は長束正家の子孫だった。

 柳生に行く途中、大磯で白装束の刺客十六人を倒した。家継が銀次郎に会いたいと言っていることを知り、江戸へ帰る。柳生に行くという命令は取り下げられた。傷は薬湯で治す。

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