鬼役〈三十二〉 殿中 坂岡真
2021年5月31日月曜日
鬼役〈三十二〉 殿中
2021年5月29日土曜日
栄次郎江戸暦25 口封じ
栄次郎江戸暦25 口封じ 小杉健治
田宮流抜刀術の達人で三味線の名手・矢内栄次郎は、太物問屋「和泉屋」の大広間で開かれた会に地方として三味線を握っていた。宴会の途中、主人・籐右衛門が匕首を握った男に襲われたところを栄次郎が救った。和泉屋の主人から紹介されたのは小間物屋「新田屋」の伊佐治だった。伊佐治は夫婦で籐右衛門に恩があると言った。
2021年5月27日木曜日
江戸の御庭番〈7〉 裏切り
江戸の御庭番〈7〉 裏切り 完 藤井邦夫
凄腕の隠密・喬四郎は将軍・吉宗に使える御庭番。弟分の才蔵と共に隠密御用にあたる。抜け荷の探索をしていた目付け配下の侍が連発銃で殺された。探るなかで喬四郎も撃たれ傷を負う。一人で探索中の才蔵は連発銃を手に入れるが、喬四郎に報告しない。
抜け荷は小倉藩が手に入れ、唐物屋阿蘭陀堂が売りさばく。才蔵は阿蘭陀堂の主人・義十を倒し、阿蘭陀堂の主人に治った。喬四郎は小倉藩から阿蘭陀屋に荷を運ぶ途中の船を沈めた。才蔵も一緒に沈んだ。残りの小倉藩の荷を抑え、小倉藩は中屋敷留守居に責任を押し付けた。
抜け荷事件が終わった後、才蔵が現れる。喬四郎は才蔵と戦い、才蔵は敗れる。
才蔵がいなくなって喬四郎はこれからどうするのだろう。
2021年5月26日水曜日
QED 源氏の心霊
QED 源氏の心霊 高田崇史
棚旗奈々の妹・沙織32才が再婚した。 相手は桑原崇の友人・フリージャーナリスト・小松崎良平。京都八坂神社で式を挙げた。
2021年5月24日月曜日
左近浪華の事件帳④ 眠れる名刀
左近浪華の事件帳④ 眠れる名刀 築山桂
左近は南河内で見つかった名刀「小竜景光」が四天王寺に預けられることにまりその護衛を依頼される。左近が着いた時、庄屋は孫娘とともに惨殺され、刀は奪われていた。伊達家の鶴丸国永の行方もわからなくなっていた。
犯人は阿片中毒になっていた将軍の息子だった。隠れ住んでいるのは伏見城が廃城になったあと、幕府直轄の禁制地となった山中だった。
盗賊の息子・迅八は昔この山に住んでいたので案内にたった。
2021年5月22日土曜日
左近浪華の事件帳③ 影の泣く声
左近浪華の事件帳③ 影の泣く声 築山桂
東儀左近は四天王寺の境内で「死んだ息子の仇を取ってほしい」とすがられた。廻船問屋・長浜屋のべか車に轢き殺されたが、役人が金で丸め込まれ、車力も長浜屋も無罪になったという。千年以上も大阪の民を陰で守り続けてきた〈在天別流〉の姫である左近は事件を調べ始める。
過去にも似た事件があった。その時隠密が一人抜けた。今、いろんな情報をくれる赤穂屋だった。
2021年5月20日木曜日
家請人克次事件帖② 冬の船影
家請人克次事件帖② 冬の船影 築山桂
幼い娘の拐かしが続けさまに起きていた。薄汚い身なりの兄弟が近づくのだという。深川で家請人を営む克次は、家を借りたいと一度訪ねてきた兄弟が気になっていた。
友達の息子が拐かされたことで、籐右衛門のところにいる京の過去が明らかになった。籐右衛門の息子と愛し合ったが、籐右衛門の反対にあい結ばれなかった。同じ人を悼む 籐右衛門と京が一緒に住んでいた。
昔、罪を犯した祖父と一所懸命働く孫娘のことで大家に相談され、克次は拐かし事件の捜査に巻き込まれて行く。不振な屋形船を見つけ拐かされていた子供を助ける。事件は解決した。
克次は京のことがわかり八丁堀に行き早苗にも会えた。吹っ切れたようだ。
一度訪ねてきた兄弟、兄は亡くなった父親と同じ組紐職人に弟子入りが決まり、妹は医者の所へ住み込みで奉公することに決まった。
2021年5月18日火曜日
家請人克次事件帖① 夏しぐれ
家請人克次事件帖① 夏しぐれ 築山桂
甘いと評判の請人克次は、元は優秀な岡っ引きだった。自分のしくじりのため恩ある同心が亡くなり岡っ引きを辞めた。心を寄せていた同心の娘・早苗が養子・宮原順之介をとり中山家を継いで二年になるが、八丁堀に近くこともできないでいる。順ノ介は克次に戻ってほしいと願うが、克次は断っている。
克次が岡っ引きの時、火付け人を探索し捕まえた。火事で息子家族を失った請人業をしていた籐右衛門は岡っ引きを辞めた克次に請人株を譲ってくれた。籐右衛門は隠居生活をしている。籐右衛門には京という世話をしている女がいる。
2021年5月16日日曜日
拵屋銀次郎半畳記〈二〉汝想いて斬
拵屋銀次郎半畳記〈二〉 汝想いて斬 門田泰明
2021年5月14日金曜日
2021年5月13日木曜日
2021年5月11日火曜日
医療時代小説傑作選
医療時代小説傑作選 いのちを守る 菊池仁 編
2021年5月10日月曜日
お越しください、稲荷寿司あやかし神社
お越しください、稲荷寿司あやかし神社 似鳥航一
借金のカタに山奥の寂れた神社で一年働くことになった大学院生の桜井奏。神主の息子・伏春遊麻から神社存続をかけ稲荷茶屋の手伝いを頼まれる。神里町は、あやかしに先祖返りした者の秘境だった。遊麻は筋トレ大好きな妖狐だった。
2021年5月9日日曜日
新・流想十郎胡蝶剣 剣鬼斬り
新・流想十郎胡蝶剣 剣鬼斬り 鳥羽亮
流想十郎は料理屋・松崎屋の女将が言いがかりをつけられているところを助け、離れに住み込み用心棒になる。流家の下男だった忠七もいっしょにくる。
2021年5月8日土曜日
花人始末 出会いはすみれ
花人始末 出会いはすみれ 和田はつ子
花恵は、千代田の城の庭の世話を任されている植木職・九代目茂三郎の娘、一年前から八丁堀七軒町に植木屋を兼ねた花屋・花仙を営んでいる。
味噌問屋の若旦那・仁兵衛が殺された。花恵の幼友達・とよが嫁入りしている。花恵は仁兵衛と破談した過去があり、下手人として疑われる。
花恵は仁兵衛殺しを調べていく。生け花の師匠・靜原夢幻が助けてくれる。息子を可愛がる母親・ぬいが異常だったが、ぬいも殺され、自殺に見せかけとよも殺される。とよのお腹には子供もいた。最後には主人・庄左衛門も死んだ。
2021年5月7日金曜日
あきない世傳金と銀〈十〉 合流編
あきない世傳金と銀〈十〉 合流編 高田郁
呉服太物商の五鈴屋江戸本店が呉服仲間を追われ呉服を断念している。幸は奉公人、職人と知恵を寄せ合い浴衣地の開発に挑む。二年をかけた藍染の小紋を作り出す。
川開きの日、花火の柄の浴衣を着た五百人の湯屋の主人が船に乗り込んだ。
湯屋の行き帰り藍染の浴衣の人が多くなる。
2021年5月6日木曜日
テーラー伊三郎
テーラー伊三郎 川瀬七緒
2021年5月4日火曜日
2021年5月2日日曜日
太秦荘ダイアリー〈2〉
太秦荘ダイアリー〈2〉 三人娘、探偵になるっ! 望月麻衣