仏像破壊の日本史 古川順弘
〜神仏分離と排仏毀釈の闇〜
1867年(慶応三年 )明治天皇の王政復古の大号令に伴い新政府が行った神仏分離によって巻き起こった排仏毀釈。
神社と寺院を分離する政策が、なぜ仏教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか。
八丁堀強妻物語 岡本さとる
日本橋将軍家御用達扇屋「善喜堂」の娘・千秋は、八丁堀同心・芦川柳之助に一目惚れする。心の底から恋いうる相手に出会えた千秋は、芦川の気持ちを確かめ夫婦になるため突き進む。
花咲家の 怪 村山早紀
花咲家の旅 村山早紀
introduction 風早の街は古くから魔法じみた出来事や伝説が多い街だった。洋館の花咲家の人々が遠い昔から当たり前の人とはどこか違うとささやかれる畏怖の対象だった。
浜辺にて 千草苑のショウケースの冷蔵庫が壊れ、修理の間店を休む。木太郎は新婚旅行で行った宮崎に行く。妻・琴絵の思い出にどっぷりつかった。
花咲家の休日 村山早紀
彼女が知らない隣人たち あさのあつこ
地方都市で暮らす咏子は、パートとして働きながら家族とともに平凡な毎日を送っていた。だが連続爆発事件が発生し、今まで気にも留めなかった周囲の異変に気がついていく…。
神田職人えにし譚 獅子の寝床 知野みさき
のちの薮入り 縫箔師・咲27才の弟・太一は薮入りに嫁取りをした。嫁にきたのは菓子屋・五十嵐の娘・桂。桂を好きなために太一の情婦と間違え咲を尾けた小間物屋・萬作堂の秀吉と知りあう。小間物屋の大店・楓屋の娘・かつらは秀吉が好きで店にも度々行っている。かつらの母親に秀吉は、真面目にとりあわないでと言われて、あきらめて桂に思いを寄せたのだった。二人がどうなるかは分からない。