貸し者屋お庸3 娘店主、捕物に出張る 平谷美樹
浪人・山野騎三郎が行李を借りに来る。八年前、陸奥国神坂家二万石の殿様の着物を呉服屋に取りに行った時、酔っていた遠藤に絡まれ斬りかかってきた遠藤を殺してしまいそのまま国を出ていた。家中の者が召し物を持って出頭せよ。と言いにきた。山野は葛を借り江戸屋敷に行く。剣術指南役になった。
お庸を調べるためだったようだ。
お庸の知り合いの大工・秀三の息子が勾引かされた。引き換えの十両を借りに来る。文房具屋四宝屋の子と間違えて勾引かされたようだ。文房具屋が十両出した。長屋の子供たち大人たちが情報を集め、場所をつきとめ犯人を追いつめる。同心・熊野が捕まえる。お庸への損料は子供たちの呼び込みになった。
神坂藩の家臣がお庸を見張っている。2が飛んでいるからか何故見張られたり調べられたりしているのか判らない。
日本橋加賀屋の白猫が年を取り、二代目を探している。お庸は同じような子猫を捕まえ連れて行く。頼みに来た五右衛門は猫だった。五右衛門は損料としてお庸の実家の家神に成ろうとしているりょうの遊び相手をしている。
塗物師の家に亡霊がでるという。産後の日立ちが悪くて亡くなった妻・かなの亡霊だった。亡霊は黒い陰の様なものになってどんどん増える。瑞雲はりょうの力をお守り袋に入れ、塗物師の家の亡霊の調伏する。かなは正しい道へ行った。
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