縄文人に相談だ 望月昭秀
2021年12月27日月曜日
はぐれ又兵衛例繰控一 二 三
はぐれ又兵衛例繰控一 駆込み女 坂岡真
南町奉行所で例繰方の与力を務める平手又兵衛38は「はぐれ」と呼ばれる変わり者。過去の類例を完璧に諳んじる驚異的な記憶力で仕事はそつ無くこなすがやっかい事には無関心。
駆込み女 奉行所に駆け込んできた女郎の死をきっかけに、幼馴染の鍼医者・長元坊と悪党退治に乗り出す。父母を亡くし天涯孤独の又兵衛を元気づけてくれた行きずりの少女・あさだった。十年前あさは奉公先の娘と間違えられ勾引かされ、行方知れずになった。あさを勾引かした者、豊前屋 中津藩普請奉行 定町廻り同心 元締め等。豊前屋から四千両出させる。あさが代わりに勾引かされた娘に千両を渡す。
師匠が持ってきた見合いに行きそびれた。
はぐれ又兵衛例繰控二 鯖断ち 坂岡真
はぐれ又兵衛例繰控三 目白鮫 坂岡真
妻・静香の前夫・火盗改長官の息子が、捕まえた盗賊を逃がす。又兵衛が長官宅に乗り込んだ時、長官下の同心たちが、又兵衛の味方に付く。
静香と祝言を挙げる。奉行から祝い酒が届く。
2021年12月23日木曜日
紅雲町珈琲屋こよみ⑨ 月夜の羊
紅雲町珈琲屋こよみ⑨ 月夜の羊 吉永南央
2021年12月21日火曜日
卯月庵へようこそ 十日月の巻
2021年12月19日日曜日
お宿卯月庵へようこそ 上弦の巻
湯島天神坂 お宿卯月庵へようこそ 上弦の巻 中島久枝
2021年12月17日金曜日
酔いどれ鳶
2021年12月15日水曜日
2021年12月13日月曜日
京都寺町三条のホームズ17
2021年12月11日土曜日
花人始末 菊花の夢
花人始末 菊花の夢 和田はつ子
2021年12月9日木曜日
明日につながる5つの物語
明日につながる5つの物語 あさのあつこ
この手に抱きしめて ガンが見付かった父親。半生を振り返る。娘の結婚。
2021年12月7日火曜日
勘定侍柳生真剣勝負〈四〉 洞察
勘定侍柳生真剣勝負〈四〉 洞察 上田秀人
2021年12月5日日曜日
輝山
輝山 澤田瞳子
金吾はかっての上役・小出儀十郎から代官・岩田鍬三郎の身辺を探れとの密命を帯び、江戸から石見国大森代官所の中間として赴く。金吾は万事恙なしの文を送っていた。
2021年12月3日金曜日
大名絵師写楽
大名絵師写楽 野口卓
2021年12月1日水曜日
舞風のごとく
舞風のごとく あさのあつこ
小舞六万石の城下に火事が起こった。大火事だった。罹災者が多く出、新里正近の兄嫁・恵心尼・七緒が居る清照寺にも罹災者が集まっていた。清照寺には千代も引き取られていた。千代は七緒の兄・生田清十郎の娘。 生田清十郎は施政者に作り上げられた殺人者だった。妹・七緒の夫・新里結之丞を殺した。弟・林也・正近が清十郎を斬った。千代の辛い日々が始まり、七緒に助けられたところだった。全てを知っているのは、正近の現主・樫井透馬と七緒だけだ。正近と透馬の友・半四郎も知らない。樫井透馬は庶子だが長男が身体が弱いため家老職の樫井家を継いでいる。正近と半四郎は透馬個人の家来になっている。
透馬と半四郎は、樫井家の蔵を開け、全ての米を罹災者に別ける。藩にも蔵を開けるように掛け合うつもりだったが、登城を止められる。二人は火災の原因を探す。火事の元に行き探った。知りあいの元遊女・梶に合う。身請けされ商家の嫁になっていた。二人の命が狙われる。梶は川で死体となって見付かる。
千代は罹災者が死ぬ間際、付け火を見たと告白され提灯の模様を告げられる。千代が町へ使いに出た時、襲われるが、廻りの人々に助けられる。千代が町に出たことを知った七緒は、正近に助けを求める。馬で駆けつけた二人は千代が助けられる現場に着く。助けられた千代は新里家で休まされ次の日、清照寺へ送られる。正近は七緒に会う勇気がなく半四郎に送って貰う。正近は七緒にわが家にいて欲しかった。が七緒は寺に行ってしまった。千代は正近に心を寄せたようだが、正近は千代を不幸にしたと思っている。半四郎は千代に心を寄せた。
透馬と正近は火事のこと、火事後の煮え切らない藩の態度に不審を感じて調べていた。
正近は元水杉派の生き残り稲生の娘・弥生と妻帯していた。お腹の中で子供が亡くなり妻は実家に帰った。稲生の家で当主が刀を振り回して家来を殺していた。火事のために人々が大変なことになり正気でいられなかったようだ。火事は元水杉派の者を元押し込み梶の亭主の甘言でなされたことだった。火事を起こし城下を騒がせる。梶井家老に一泡吹かせる狙いだった。家老の評判を落とす。稲生は自決した。弥生と弟が残った。新里家で養生する。