新・酔いどれ小籐次㉑ 光る海 佐伯泰英
老中や、町奉行所が扱いに困った、旗本陣内家の養子と札差伊勢屋と蔵宿師の勝ってのしほうだいを、仲間割れをお越し最後に残った蔵宿師を小籐次が斬って収めた。旗本も伊勢屋も代替わりした。礼として小籐次に千両が回ってきた。
森藩藩主命令で国許に行くことになった小籐次は、元服して平次となった駿太郎とおりょうを連れて参勤交代に先行して、出発し、三河の薫子姫のところに行く。
旗本・三枝寛貴は、酒を飲みひがな過ごしていたが、三河田原城下の賭場に連れて行かれ借金を拵えていた。娘・薫子を売る参段をしていた。小籐次は田原の殿様・三宅康明に会い、奉行を動かし賭場を潰す。薫子の父親は殺されていた。小籐次は康明に隣の陣屋の薫子の後見を頼む。賭場を潰し、藩に三千両が入った。
おりょうを残し、二人は森藩の参勤交代の一行と落ちあうために出発した。
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