2022年7月14日木曜日
貸し物屋お庸謎解き帖
2022年7月12日火曜日
フルスロットル
フルスロットル ジェフリー・ディーヴァー 池田真紀子訳
2022年7月10日日曜日
無花果の実のなるころに
無花果の実のなるころに 西條奈加
罪かぶりの夜 望の幼なじみ・木下薬局の洋平が、蹴飛ばし魔の犯人として警察に捕まった。望はお蔦さんと警察に行く。ヨシボンと呼ぶ刑事さんに詳しく話を聞き、本当の蹴飛ばし魔を探す。洋平が好きな女の子の彼氏が犯人だった。彼氏を庇った浅井美樹が犯行を洋平に見せた。洋平は美樹を庇って自首した。
蝉の赤 望は桜寺中学美術部に所属している。文部科学賞をとった足尾先輩が文化祭に来た。足尾は文科賞をとって自分が使った赤は乾蝉丸という作家の「蝉の赤」の真似なのに賞を貰っていいのかと悩んでいた。赤とオレンジが足尾さんの色と言われて落ち着いた。展示していたその作品が外され穴が空いていた。望と一緒に見に来ていたお蔦さんが烏の嘴での事故としてその場を収めた。本当は足の不自由な杖を突いていた人の杖の持ち手の痕だった。二人は足尾を連れて江木に会い話を聞いた。展示していた絵が落ち手を出した手に杖を持っていたため穴を空けてしまったのだった。彼も、学生の時、父親の絵を真似て描いた絵が賞を貰って悩んだまま年を取っていた。お蔦さんはせめて新藤のじいさんの歳まで続けてけてから泣き言を言いなと言う。新藤のじいさんは、美術部部長の祖父。日本画家。
無花果の実のなるころに 近所で俺俺詐欺の被害が続く。お蔦さんが調べると犯人はかなり綿密に調べていた。お蔦さんと望は望が作った無花果タルトを手土産に被害にあった志野さんの所に行く。孫の聡が来ていた。お蔦さんは聡と無花果の話しをした。五百万ぐらいだったらいつでも都合できると話す。詐欺電話が掛かって来た。望は祖母がいないので用意出来ない祖母が帰ってから銀行に行くと言うとバイク便がくる方法を指定された。バイク便がお金を運び待っていた男を捕まえた。孫の聡は偽物だった。お蔦さんには判ったから五百万の話をしたのだった。志野さんは望の作った苺タルトを持って面会に行くと言った。
酸っぱい遺産 芸者頃のお客さんで、今も付き合いのある立脇工業の社長が亡くなった。先代社長がご贔屓さんだった。社長は遺言で個人所有株全てをお蔦さんに残した。総株数33%、六億円になるという。筆頭株主になった。弁護士と息子・専務が伝えに来る。専務の継母、社長の奥さんが来る。お蔦さんと望は会社見学に行く。望は専務の弟・大学院生に開発途中の調理ロボットを見せて貰う。株主総会でお蔦さんの思う通りに進んだ。社長は将棋と同じ、会社も守りの固い土台がしっかりしていた。資産運用に失敗した専務を辞めさせ、特許技術二つを売り、お蔦さんの相続した株を三社に分けて売り、借金を返済した。社長は取締役の一番若い人がなった。専務は喧嘩腰でお蔦さんの前に現れた。辞めさせられた文句を言う。あんたにとって、会社を出て、裸一貫から会社を興し大きくしたじいさんと同じ行き方をしたほうが良いと社長が判断したのだとお蔦さんは言った。守るより攻める山っ気な気質もじいさんにそっくりだ。三代目なんて向いてない。
2022年7月7日木曜日
2022年7月6日水曜日
東京バンドワゴン⑥ オブ・ラ・ディオブ・ラ・ダ
東京バンドワゴン⑥ オブ・ラ・ディオブ・ラ・ダ 小路幸也
2022年7月3日日曜日
東京バンドワゴン⑤ オール・マイ・ラビング
2022年7月1日金曜日
東京バンドワゴン ④ マイ・ブルー・ヘブン
東京バンドワゴン ④ マイ・ブルー・ヘブン 小路幸也