705号室 ホテル奇談 塔山郁
リバーサイトホテルの支配人・本城は倉庫にしてある705号室を客室として使うため内装工事をした。部屋から塗料の匂いが消えず使えないままになっている。工事中に壁から出てきた竹の筒が事件を起こす元らしい。
本城は内装工事後にいろんなことが起こるため元支配人・松岡を訪ねる。倉庫になる前に長逗留し亡くなった男の残したノートを渡される。あるホテルの栄枯盛衰と衰退時の家族の有り様が書かれていた。書いたのは亡くなった男・家族の次男・竹筒を持っていた男だった。竹筒はおくだり様。願いをきいてくれるらしい。
工事中に竹筒を手にしたホテルの施設管理担当の山田は、地下の休憩所の机の中に竹筒を入れた。山田は705号室で操られたようにやってきたミズキを殺してしまう。ミズキを地下の大型冷凍庫に入れる。
ミズキを探しに来た周司は本城からノートを見せられる。竹筒を持っているのが山田だと思った二人は地下で山田と会う。頭を殴られ倒れた周司の前で、本城は山田に周司を冷凍庫に入れ黙っていることを頼まれる。迷う本城、そこへ水谷千春が現れ、救急車と警察への連絡が出来た。山田は捕まる。ミズキは705号室の長期滞在者・竹筒を持っていた男も兄の娘らしい。父母も亡くなっていた。
周司は入院中世話をしていた水谷とデートしている。無くなったと思っていた竹筒を持っているのは水谷だった。
昼から大阪場所観戦 三十年振り
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