京都骨董ふしぎ夜話(3) 獅子ししゃも
鳴神小路の「京懐石ゐかり」の若ボン・猪狩一之進の所に鵺に取り憑かれた元彼女が押しかけてきていた。天草金星は闘う。金星のばば様が現れ追い払う。天草は鵺と対したお陰で七尾の狐になった。普通は五百年で七尾になるが天草は八百年かかって七尾になった。
ゐかりの大女将が代々受け継がれた帯留めを女将の琴江さんに渡した。
ロンドンのオトリーさんが亡くなった。師父・桃枝未之助と天草はイギリスに行く。浮世絵に付いているオトリーさんの心残りを見付ける。生まれた時に取り替えられた絵の先生をしている実の息子とオトリーの妻・ジェインを逢わす。オトリーは消えて行った。ジェインはオトリーの収集した浮世絵の展示会を開き、美術の先生と生徒を招待する。
天草がお土産に買った宝石箱の中から、前の持ち主のフレンドシップピンを見付ける。前の持ち主を探し出し送った。イギリスの持ち主はアメリカの友達に会いに行った。フェイスブックに載せたため有名になり、モモエダ・アンティーク店が世界で有名になった。
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