夜叉萬同心2 冥土の別れ道 辻堂魁
文化四年 1807年 八月十九日 永代橋崩落
萬 七蔵 樫太郎 梅 文 倫が加わる
がえん太鼓 永代橋が崩落した時に殺されそうになっていた火消し万吉に付いて調べる。火消し訓練で、火消し仲間、与力、同心も一緒にある商家に押し入り、主を殴り、娘を犯した。主は死に、娘と結婚した惣介が万吉をつけ狙い殺していた。捕まるが理由がわかり江戸所払いになる。江戸を出た娘と惣介と母親を斎藤家火消屋敷の者が追いかけ殺そうとした。七蔵が行き、止めるがひと足遅く、惣介は殺される。与力は斬首、頭は打ち首獄門、火消しは遠島になった。
川向こうの女 永代橋の事故で妻が亡くなったとされる御公儀番方徒組の林勘助が責められた痕跡を残し海に浮いて見付かった。勘助は妻をさがしていた。妻・袈裟は生きていた。七蔵が乗り込んだ時、記憶を無くした袈裟に阿片を使い妻にしていた男が首なし死体で見付かった。袈裟は勘助との思い出の場所で自殺した。
散茶女郎の小判 七蔵は赤蜥蜴と言われる残忍な押し込みたちを探している。仲間と思われる男を張り込み、殺しに来た、赤蜥蜴の仲間を殺してしまった。それを知った赤蜥蜴の首領は七蔵の家に殺しに来た。首領を捕まえる。
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