仕舞屋侍 辻堂魁
九十九九十郎 元御小人目付、もみ消し屋
七12才 九十郎の家の下働き、子供なので断わるが、料理が上手く、良く働き居座る。
龍之介 元下役の息子、父親が死んだことで九十郎は仕事を辞めた。
夫、山同心・三屋半次郎を殺された照が、追い剥ぎに会ったとされているが、調べ直して欲しいと来る。浪人だった照の父親は、拾ったお金を猫ばばした疑いで入牢され拷問を受けた。後に商家の主の家でお金が見付かり解き放たれたが、落としたお金を取ったと騒いだ商家の主を斬り、切腹していた。
三屋は、若い修行僧が会っていた娘を料理茶屋で殺した事件を調べていた。本当に殺したのは寛永寺の高僧だった。と共に、女を集め法尼の格好で男の相手をさせる寺がある事も露見した。三屋が邪魔になり殺したのは三屋の上役だった。
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