わが家は祇園の拝み屋さん3 望月麻衣
秘密の調べと狐の金平糖
小春は祖母・吉乃のような拝み屋さんになりたいと決意表明をする。
澪人は助かった命、「今までの自分が絶対にしないことをやってみよう」と思っていた。澪人は身体の芯が無くなったような気がしていた。澪人は宗次朗によって立直って行く。
学校の文化祭で小春のクラスは甘味処いちのくみを出した。
拝み屋になりたいという小春の気持ちを知った澪人は、祇園のさくら園に下宿し、小春の指南役になる。
図書館で四十年以上前の吉乃の卒業記念作品の観覧車のオルゴールを見た。吉乃の初恋と失恋を知った。吉乃から祖父・茂のことを聞く。祖父は護りだった。茂の先祖に龍神の血が入っている。祖父の四十九日が過ぎ、護りが無くなり小春の力が表に出た。
吉乃の昔からの友人・大谷の家の孫だけに見えるワンワンを調べに行った。白い狐だった。住人の幸せを願う守護している狐だった。インターネットで頼める祓い屋によって爆破されたと思ったが、若宮に助けられた。祇園の辰巳稲荷の狐の仲間に入れてもらった。
小春は夢でりりゅうの夢をみる。宮様・りりゅう様は若宮の成長した姿だった。
年末、澪人は家に帰った。
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