2018年8月3日金曜日

鎌倉河岸捕物控三十二の巻

鎌倉河岸捕物控三十二の巻 流れの勘蔵  佐伯泰英
 亮吉の怪我は治りつつあり、九代目宗五郎が江戸に着くまでに金座裏に帰ることが出来た。菊と一緒になることが決まった。
 板橋の十手持ち仁左親分が板橋で子供の勾引かしが、知らないうちに三軒金銭と引き換えに成功し、江戸に入ったことを知らせに来た。
 同心・寺坂毅一郎が、八州方の影同心から捕まった流れの勘蔵の娘・熊、その娘二人を中心に元子分が江戸に入ったと知らせてきたという情報をもたらした。
 誰かに見られてるような気がするという京屋の娘・香保に政次は弥一を付け、回りを調べる。熊の娘の影が見える。亮吉が舟で移動しる熊を見付け、宿にしている弁罪船をはる。香保を船に連れ去った時、流れの勘蔵一味を捕まえる。捕まえたのは八州隠密回りで、仁左も加わる。
 宗五郎等が帰って来た。宗五郎は長火鉢の前の席を政次に譲った。
 

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