2021年11月2日火曜日

めおと相談屋奮闘記⑥ 

めおと相談屋奮闘記⑥ なんて嫁だ 野口卓 

 竹輪の友 信吾の竹輪の友が来る。ありきたりでない人を捜していた波乃がありきたりじゃない信吾を見付けた。そんじょそこらににいる人じゃない波乃だった。三人は二人を見て結婚も良いものだと思った。波乃の友人が二人来る。
 相談所の仕事が入った。母親と息子・新之助が来る。息子が弟に店を渡し、自分は別のことをしたいと言う。信吾の瓦版をみたからだろうと言う母親。信吾は店を継ぎたいけれど後遺症のため継げなかったと話す。

 操り人 母親と息子と話した次の日、新之助の弟・仲蔵が来る。来た時は、母親と兄に何を話したとか母親にいくら金を貰ったとかけんかごしだったが、話して波乃も加わり仲蔵は笑って帰る。半年後、仲蔵が母親と兄、信吾と波乃、正吾も呼び食事をする。母親は信吾と波乃の三人の時、二人に頭を下げ、包みを手渡した。十両入っていた。

 そろいの箸 波乃は初めて子供の相談にのる。五人のもらい子の姉兄 弟姉妹が両親が優しい。悪いことをした時には怒って欲しいと言う。波乃は五人そろって両親にそう言うことを進める。子供たちに預けられた相談料でそろいの箸を送ることにした。箸は子供たちが選んだ。 
 黒介が波乃の子供たちとのやり取りを聞き、関心していた。
  
 新しい看板 権三親分が波乃に会いに来る。モトが権ちゃん権三さんと言い直し、権三はモトさんと言った。二人は知り合いだった。権三は信吾と話していると身に付いた汚れが落ちていくという。
 前に来た泥棒・万作がお金を返しに来た。
 よろず相談所を波乃と一緒にすることになった。看板を「めおと相談屋」に作り直した。

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