2015年7月14日火曜日

髪ゆい猫字屋繁盛記2

髪ゆい猫字屋繁盛記2 寒紅梅 今井絵美子
 初嵐 猫字屋に新しい雇い人・鹿一36が住み込みで入った。今まで髪結いを転々としていた。人捜しをしていたという。
 得三郎が生きようという気がないと感じた佐吉は、おゆきに手伝って貰って松太郎を得三郎に見せた。松太郎には得三郎が父親だとは話していない。
 かまいたち 瑞泉の恋 菱川瑞泉はお多福のてでふくと言われるおてるが好きなのだが、言うのは地に脚を附けた生活をしてからと思った。瑞泉は、おてるを吉祥天女と言う。喜三次は納得する。
 得三郎が死んだ。
 寒紅梅 佐吉はおしんを助けた。おしんは肝臓が悪い。おたみはおしんの所へ毎晩通う。おたみは先が長くないおしんのために、おしんの妹・おはるの娘・吉原の花魁・千種を見せる。
 凍鶴 同心・佐伯隼太の嫡男が生まれた。
 島脱けした黒岩のサブが、自分を嵌めた多津を襲うのではないかと心配したが、片足を失ったサブが、ただ見つめているだけなので銀蔵も佐吉も捕まえずに見逃した。

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