吟味方与力人情控 花の嵐 辻堂魁
文政元年 1818年
北町奉行所吟味方与力・鼓晋作は十一年前に江戸町会所七分金積立の使途不明金を探索を途中で止められた。十一年経った今、関わりのあったと思われる者が次々殺される。
使途不明の責任を押し付けられ、双親と女房を殺され、乳飲み子を連れ、命からがら逃げ、助けられた藤吉の復讐だった。
鼓晋作33才と隠密廻り方・谷川礼介34才が調べた。
剣客春秋親子草4 無精者 鳥羽亮
命を狙われている岩田要之助が門弟になる。許嫁・小堀ゆいの兄が亡くなり、ゆいの結婚相手が千石の小堀家の跡取りということになり、家督争いに巻き込まれていた。ゆいの父の弟が自分の次男を養子にしたがった。がゆいが承知しないとなると、ゆいを殺し妹の養子にしようとした。次男が通う剣術道場も加担し、ゆいを勾引かす。
ゆいを助け出し道場主と師範代と対戦し要之助を守る。
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