うわん① 七つまでは神のうち 小松エメル
桂木真葛16才 清庵の娘
太一6才 身体が弱く、特に日光が苦手
太一は墓の結界の封印を解き、墓を暴き、墓の下の世にいる者をこちらの世に出してしまった。うわんは死にたくなければ、太一が七才になるまでに九百九十九のあやかしを墓に戻すように言う。うわんは太一身体を乗っ取る。見付ければうわんが吸い込み墓に戻す。
変わった病人を探す。
父親が家族を思うがゆえに亡くなっても成仏できず、娘に取り憑いたようになり、娘の身体が魚のようになっていた。
鼠が若旦那に入り込み、巣穴に毒団子を仕掛けられ、店の者が順に病気に罹る。
母親に捨てられたと思い込み母親のいた見世の遊女に呪いの掛かった口紅を売る。口紅から身体に入ると赤ちゃんになる。
清庵の友達・岡っ引きの弥吉に助けられた蛇が弥吉の愚痴を聞き弥吉のために人を自死に見せかけ殺す。弥吉の女房・小夜も殺されていた。蛇は恩返しのつもりだった。
閻魔堂で采女姉弟があった火事を見た。太一が勾引かされたと思った真葛だったが、火事から助け出され家に帰ると太一は弥吉に連れられ帰えってきた。清庵とも話が出来た。
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