2017年1月29日日曜日

桜奉行

桜奉行 幕末奈良を再生した男 川路聖謨  出久根達郎
川路の家族 川路と14才違いの養父、養母、実母、川路12才の時川路家に養子に入る。
妻・里(四人目38才と35才で結婚)正妻の子が三人、妾の子が二人。
奈良奉行に就いた九月、長男を亡くす。
江戸城総攻撃の日、ピストル自殺、総攻撃が行なわれなかったことを知らず。
 
弘化三年 1846年 46才 奈良奉行 五年半勤める。養父母と妻と次男を連れて奈良へ
 川路は日記を実母や子供達に送る。川路聖謨の日記「寧府記事」
 牢に入っている菊蔵に興味を持つ。櫛問屋「丹什」の主人が三毛猫を探していた。菊蔵は三毛猫を見付けて古墳に入り、怪しまれたため人を傷つけてしまい牢に入っていた。川路は本気で猫を探しているのではなく何かの合図だろうという。
 養父母と次男・市三郎が京都で丹什を調べる。
 佐渡奉行時代に川路に恩を感じている兄妹・鏡太郎とみちおに会う。鏡太郎を牢に送り、菊蔵から隠していることを聞き出す。菊蔵は京で丹什が御陵に密輸品を隠くし、人を殺し死体を御陵に隠した所を見ていた。京都奉行に知らせ、丹什の主人を捕まえた。
 畑のマムシをまむし捕りの達人・良七に捕まえてもらう。
 商人姿で博打場を見に行く。勾引かされ、逃げる途中で密輸品の隠し場所を見付ける。密輸品を取りに来た男を捕まえる。みちおの旦那だった。
 人を助けるために鹿を殺してしまった直三が訴えられたが、訴えを却下した。
 市三郎は歴代天皇の御陵の所在地一覧を作る。

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